8月27日に放送された『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)では、「幸せになれる整理&収納術!」と題して、片付けられない人でも思わず整理整頓したくなるようなさまざまな「ホンマでっか!?」情報が紹介されていた。
① 「部屋を片付けるだけで無駄遣いが減る!?」
生物学評論家の池田清彦先生いわく、カナダのブリティッシュコロンビア大学と中国の長江商学院との共同研究によると、“ぐちゃぐちゃに散らかった部屋に入れられた人”と“キレイに片付いた部屋に入れられた人”の両者にいろいろな物を見せ、それらを購入するか実験をしてみたところ、前者の“散らかった部屋に入れられた人”のほうが「物欲が強い」という結果が出たそうだ。
考えられる理由としては、「“キレイに片付いた部屋”の場合、新たに購入すると置き場を考えることがネックになるが、“散らかった部屋”の場合はどこに何を置いても同じなので、次々と購入する傾向が強い」とのこと。ニュースで見かけるようないわゆる“ゴミ屋敷”と言われる家に物が溢れているのはこういった心理も働いているのだろう。捨てられないのにどんどん買ってしまうんだなぁ……。
さらに追加実験で、部屋が“片付いている人”と“片付いていない人”の両者に、数学などの面倒くささを感じるような問題を解かせてみると、前者のほうがはるかに成績が良かったそうだ。部屋の整理整頓が上手にできる人は、頭の中もスッキリと片付いていて、処理能力が速いということだろうか?
また、異常心理評論家の杉浦義典先生はこの両者にどんな特徴が出てくるのかを解説していた。“片付いた部屋に入れられた人”は、「健康的な行動を取る」「チャリティーの寄付に参加する」など、真面目な行動が出易くなるとのこと。一方“散らかっている部屋に入れられた人”は、新しいアイデアが出易くなるそうだ。クリエイティブなお仕事をしている人は部屋が多少散らかっているくらいがちょうど良かったりして!?
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