寒い日が続いていますが、皆さん風邪などひいていませんか? 私は先日、謎の肺炎にかかってしまい散々な目に遭いました……。肺炎というと重病に聞こえるかもしれませんが、風邪とよく似た症状から始まるので皆さんもお気をつけ下さいませ!
そんな中今回は、以前このコラムでも「Dr.Pussy」という楽曲を紹介させていただいたラッパーの三島(別名:潮フェッショナル)さんにインタビューしてまいりました!
“マグロもクジラに変身させる”と自称する三島さん。彼が生み出すドドドエロな楽曲の製作過程や、気になるセックステクまで、濃ゆ〜いトークを繰り広げていただきました。
ーーはじめまして、三島さん! 12月10日にリリースされたニューアルバム『金と女と大東京』ですが、このようなインパクトのあるタイトルにしようと思ったのはなぜですか?
三島「今回のアルバムは、曲が全部できあがってもタイトルだけギリギリまで決まってなかったんです。それで、自分なりにアルバムを分析してみたら、金と女と大東京のことを歌ってるなと思って、響きもよかったし、そのままタイトルにしました」
ーー覚えやすいタイトルですよね。今作には「Sea of the love」というロマンティックなラブソングが入っていて意外でした。失礼ながら、三島さんと言えばエロソングだと思っていたので……。
三島「いままで愛に関する歌はあまり歌ってこなかったんですけど、オレもいい年(※34歳)になったんで愛についても歌いたいなと。昔はそんなのしゃらくせえと思ってたんですけどね。これまで、女の人については『一晩の関係性』ばかり歌ってきたんですけど、今回はそういう部分だけじゃなく、愛し合うことについても伝えたかったんです」
ーー“君とならもう何にもいらない 例え今夜が世界の終わりでも”というリリックが印象的でした。
三島「ラブソングはラブソングでも『お前がいてくれてうれしいよ』っていう軽いものじゃなく、『お前と死ねるなら今日死んでもかまわない』ぐらい情熱的なことを歌いたくて。下ネタばかりじゃなく、たまにはそういうことも歌わないと、いろんなことに説得力がなくなってくると思うんですよね……ってまあホントのこと言うと、ラブソングを歌えば女の子にチヤホヤされるんじゃないかと思って書きました(笑)」
ーー結局そこですか(笑)。では、いまでは三島さんの専売特許とも言えるエロソングを最初に書こうと思ったきっかけはなんですか?
三島「こういうこと歌ってる人はあんまりいないけど、オレがそれをアリにすればいいと思って。それに、下ネタのリリック書くのってホントに疲れないんですよね。寝てても書ける(笑)。自分の一番やりやすいスタイルを続けることこそ長続きする秘訣だと思います」
来世はタンポンになりたい
ーーということは、今作に収録されている「DSMD」の“来世はわたくし そんなタンポンになりたい”なんてぶっとんだリリックも即座に思いついたということですか!?
三島「あの曲はものの数十分で書きました。来世は一晩で真っ赤に燃え尽きて死んでいく人生もいいかなと思って(笑)。下ネタってどうしても色モノに見られるけど、オレは直接的な表現はあまりしないようにしてて、下ネタでもうまいこと言いたいっていう気持ちがあるんすよ。どっかに文学的な表現やオチをつけないと、酒飲んでる時の会話と一緒になっちゃうからね」
ーー下ネタコラムを書く者として非常に勉強になります。また、同曲の“アナル舐めてよって 秋田生まれの女子に言ったら アナルをアナルっこって言ったからかわいいな”というリリックが気になったのですが、これは実体験ですか?
三島「そうです。だいぶ若い頃の話なんですけど、ふと思い出しちゃって。秋田県出身の子って、単語の最後に“こ”を付けるんですよ。それでアナルを『アナルっこ』って言われた瞬間『やべえ、すっげえかわいい』と思って、恋が始まっちゃいました(笑)」
ーーアナルっこから始まる恋……! ということは、同曲の“平面の胸だってOKさ三島 バ リアフリーじゃん時代は君だ”というリリックも本音ですか?
三島「はい。すごい派手な子とか外人さんとか、胸が大きそうなイメージがある子が実は貧乳だったりするとグッときますね。貧乳っていうコンプレックスをオレに見せてくれてることにその子の優しさを感じます(笑)」
ーー貧乳好きな男性って、貧乳をコンプレックスと思ってること自体がかわいいとか言いますもんね。それってSっぽい感覚に思えるんですけど、もしかして三島さんはS?
三島「うーん。オレはSにもMにもなれますね。女性の趣味や嗜好を瞬時に見分けられるというか。パッと見でその子の空気を読み取って、その子の好きなタイプになりきる。どんな女性が来てもいいように、自分の中でいろんな知識を持っておくようにはしてます。長く付き合えば徐々に化けの皮が剥がれるけど、一晩二晩ではバレません」
ーーえ!! じゃあ、私はどんなタイプに見えますか?
三島「本人にそれを言っちゃったらつまんないから言わないようにしてる(笑)。それに、もうロリルミさんの情報はある程度入ってるから余計簡単だし、何も情報がない状態から見分けるほうが面白いんだよね」
ーーこちらの手の内を相手に明かしては、勝負に勝てませんもんね。話は変わりますが、“潮フェッショナル”という別名をつけたきっかけは?
三島「三島っていう名前だけだと、ネットでエゴサーチしても『三島由紀夫』とか『三島神社』ばっかりヒットして。名前にプラスで何か造語をつけないとオレに辿り着かないなーって思ってた時に『オレは潮を吹かせるのが得意、潮吹かしのプロフェッショナル……潮フェッショナル!!』って言葉が降りてきたんです。それからは、ネットで検索するとすぐヒットするようになりましたね」
ーー世界でただひとりだと思います、潮フェッショナルという名を持つ人は。
三島「ただ、最近は潮フェッショナルって名前だとこれ以上進めないなぁと思ってて。今回のアルバムでも『Rolex Music』っていう曲を作って、あわよくばロレックスにスポンサーについて欲しいと思ってるんですけど、潮フェッショナルには絶対ついてくれないじゃないですか(笑)。ということで、いまは三島だけの表記にしてます。これを読んでくれた人の中にロレックス関係者の方がいましたら、ぜひよろしくお願い致します(笑)」
ーーmessyを通じてロレックス関係者の方に届きますように☆ ちなみに、潮吹かしに目覚めたのはいつですか?
三島「20歳くらいの時です。それまで潮を吹く人と吹かない人がいると思ってたんですけど、実は誰でも吹くらしいとの情報を耳にして、自分なりに研究したんです。そしたら十中八九で吹かせられるようになりました。でも、潮吹きはオレの自己満ですね。女性は潮を吹いたからといって特別気持ちいいワケじゃないって言いますし」
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