6日発売の「フライデー」(講談社)が、親友と公言する山田優(30)と西山茉希(29)の密会現場を撮影し、掲載している。ある日の夜8時半、2人は子供を連れてタクシーで現れ、もう1人の知人女性と共に沖縄料理店で食事。夜11時前に帰路についたという。同誌では「いいの!? 赤ちゃん連れて夜の女子会」と煽っている。
山田は昨年12月にも生後2カ月の娘を連れて、自身の母親と共に居酒屋を訪れたことを「女性セブン」(小学館)に報じられて大バッシングを浴びた。低月齢の子供を伴っての外出は、母親同士の間でさえ意見が割れるところだが、西山の子供もまだ一歳半とあって、またしてもバッシングの火種が蒔かれたといえるだろう。
子連れ居酒屋といえば土屋アンナが「夕飯は行きつけの居酒屋!」と豪語していた時期もあるが、これも非難轟々だった。破天荒キャラを認知されている土屋でさえ、無関係の他人から“良いお母さん像”を強要されるのだから大変である。
それにしても、何も毎晩子供を夜遅くまで付き合わせて飲み歩くワケでもなし、「友人同士での食事に子供を同伴する」ことが母親失格と叩かれるゆえんになる現状は、やはり異常ではないだろうか。確かに感染症が流行している季節ゆえ、重症化しやすい低月齢乳児を連れての外出はなるべく人混みを避けるのが基本というのはわかる。しかし飲食店への道程はタクシー利用で、おそらく店内でも個室利用だろうから、実際は「赤ちゃんも安心安全」な状況と言えるのではないだろうか。
毎夜、子供を9時前にベッドで寝かしつけてから掃除や整頓、洗濯物の始末などの家事をし、ブログやInstagramを更新するお仕事をこなす。途中覚醒した子供に泣き声で呼ばれれば再び寝かしつける。夫は帰ってこない。暇だけど、自由じゃない。ひとりじゃないのに、孤独……。山田も西山も、そんな日常を送っているのではないかと想像できる。そんな想像力は容易に働かせることができるはずだが、「フライデー」記事の方では、西山が夫・早乙女太一(23)が子育てに非協力的だとバラエティ番組で話したことについて「お決まりのボヤき」と一蹴されている。男性にとっては、妻が孤独や不自由を訴えたとしても「ボヤき」にしか聞こえていないのかもしれない。
(犬咲マコト)