13日発売の写真週刊誌「FRYDAY」(講談社)で、今月9日夜に東京・西麻布で腕を組んで歩く姿を撮られた渡部篤郎(46)と中谷美紀(39)カップル。1999年ごろから連続テレビドラマでの共演をきっかけに交際スタートし、今や15年の月日が経過した2人だが、今年に入って「ついに結婚秒読みか」と囁かれ始めている。
親密になった時、渡部はRIKACOと2人の息子との家庭を持っていた。しかし05年に離婚が成立し、中谷は不倫略奪愛を成立させた形。一方で、「渡部の子供が大きくなるまでは結婚しない」との取り決めが交わされていたようで、現在まで入籍には至っていない。その長男が昨年成人し、次男もまもなく16歳と大きくなったことで、「これだけ長く付き合っているのだし、そろそろ……」という見方が強まっているのだ。
18日に東京都内で行われた主演映画『繕い裁つ人』のヒット記念舞台挨拶で、登壇した中谷は、渡部との結婚報道についてマスコミから質問されると否定せず、「ふふふ」と笑顔を見せたそうである。そんな彼女は、渡部の仕事現場でもまるで“奥さん”のように振る舞っているとも。
だが渡部の方は、二度目の結婚に消極的だという話も出ている。19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、渡部は現在、銀座の会員制クラブのホステスとも交際中だという記事を掲載しているのだ。今年1月の時点で、同誌は渡部がモデル風美女と腕を組んで赤坂の高級中華料理店に入っているのを目撃した、ともある。ホステスに迫る際、渡部は「中谷とは仕事上の関係だけ」と話して口説くというのだが、そんな彼の素行も中谷は黙認しているのだろうか。
2011年公開の主演映画『阪急電車 片道15分の奇跡』で、中谷は婚約者を職場の後輩に寝取られ、復讐のために純白ドレスを着て彼らの結婚式に乗り込む役柄・翔子を演じた。本作にまつわるインタビューで、彼女は「同じような状況になったら、多くの女性は同じような行動をとりたいだろうな」「プライドや人の目があるからできないだけで、私だって」と、役柄への共感を明かしている。また、二股をかけられたことが発覚したとしても、激昂して相手男性を責めるのではなく、しおらしく振る舞ってウソ泣きで男心をつかむような女性の方が「損をしない」とも発言。「男性の立場になってみても、仕事で戦ってきて家に帰ってもガミガミ言われたらいやなのではないでしょうか」と、男側の目線を内面化している様子だ。
となると、やはり、いくら渡部が浮気症であったとしても、帰る場所が2人の同棲する家であれば構わない――と中谷自身、納得しているのだろうか。あるいは、20代の頃から15年にもわたって時間を共にしてきた男性と、いまさら別れられないという気持ちもあるのか……。たとえ入籍したとしても家庭におさまりそうにない男性と、“あえて”結婚するという心理。もしこのカップルが本当に近く結婚発表することになったら、中谷に決断の理由を聞いてみたいものである。
(清水美早紀)