初回で、「セックスとは何でしょう?」と、その行為の内容について問いかけをしました。
私自身は「男性器を女性器に挿入してピストン運動し、男性が射精に至ること」と定義していました。
ゆえに、いわゆる前戯だけで終了した場合は「セックスではない」とカウントに入れてきませんでした。
たとえば、
■手マンだけだったのでセックスしてない
■フェラチオだけだったので射精には至ったけれどもセックスしたことにならない
■ちょっと挿入したけど射精に至ってないので未遂
という感覚です。
でも、みんながみんな、同様に定義づけしてるわけじゃないですよね。
誰かと一夜を過ごしたけれど、その内容が『キス→手マン→フェラ→射精→シャワー→クンニ→挿入→射精なしで就寝』だったとしたら、私は「セックスしてない」と思って帰宅しますが、相手は「セックスした」と思って帰宅しているかもしれないし。
「手マンされたらセックスだとカウントしてます」と話す40代女性もいますし、
「ラブホとか自宅に2人で入った時点で、何もしないなんてありえない=絶対に挿入までする」という女性も知っています。
過去に「いざ行為をしようとしてみたら男性の愛撫があまりに気持ち良くないので、帰ってもらった」ということがあるのですが、それは私の場合はセックスとして「ノーカウント」です。
また、私の定義づけでは、セックスが「男女の」挿入行為オンリーになってしまいます。
男男のセックスだったら、双方が射精に至ってなければノーカウント?
女女のセックスは射精がないけれどどう定義すればいい?
アナル挿入はセックスに入らない?
ご新規さんお断り
私は「セックスなんてつまらないものだな」と25歳を過ぎた頃から思うようになりました。
性自認はヘテロセクシャルの女である私は、それまではいかに多くの異性とセックスするかを楽しんでいるタイプでした。相性の良し悪しとか、恋愛感情に発展するか否かとか、イケるかどうかなんてことに重点を置いていました。
しかし20代後半にさしかかってから、「もういいや」と……。新規でセックスすることに飽きました。かといって、「この人と一生する!」と決めた相手と結婚したわけでもなく。
この「もういいや」は、「今までみたいなセックスはもういいや」だったのです。
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