韓国人男性との出会いを求める日本人女性から依然として人気が高いのが、日韓出会い系サイト。日本の出会い系は怪しすぎると見向きもしない女性たちが、なぜか日韓出会い系になると途端に警戒心が薄れる。口ではみんな「韓国語の勉強相手がほしいだけ」とか「こっちも全然本気でやってないしー」とか言ったりするが、実はけっこう本気で運命の出会いを期待していたりするのも事実。で、ころっと騙されてしまうこともあったりする。
今回紹介するのは、日韓出会い系サイトで出会い1週間後に福岡でデートし、1カ月後には韓国人彼の暮らすソウルの家で同居生活を始めた、元金融系OLナツキさん(38歳)のお話。
ちなみに同居を始めるまでにナツキさんと彼が会ったのはたったの1回。福岡でお茶した数時間のみ。2人はカタコトの日本語とカタコトの韓国語で会話しているが、ナツキさんがいうには「ほぼ会話は成立していません」とのこと。
「顔写真が誠実そうだったのと、『公務員試験に向けて勉強中』という紹介文が気に入って彼とやりとりすることにしたんです。年齢は10歳下の28歳。私は32歳と嘘をついていたんで、4歳違いですね(笑)。彼が1週間後に福岡に遊びに来る予定があると聞いて、これも何かの縁かなと、福岡で会う約束をしました」
とナツキさん。ちなみに彼女が暮らすのは岐阜県! もちろん会いに行けない距離ではないが、サイトでちらっとやりとりしただけの相手に会うにしては、なかなかの距離である。
「メールのやりとりをしているうちに、すごく距離が近い感じがしてきて、不思議なぐらいに会いたい気持ちが増すんですよ。彼氏もいないし、男友だちもいない私は、ふだんあまり男の人とメールのやりとりをすることもなかったんで、舞い上がっていたのは確かです。待ち合わせた天神駅で彼の顔を見た瞬間、恋に落ちました(笑)。はっきりいって顔はブサイク。でも笑顔がステキだったのと、マナーがあって、カフェでドアを開けてくれる姿にときめきました」
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