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あなたの周りにもいませんか? すごく女らしくて巨乳でモテるのに、よりによって「ハゲ」ばかりを選んで付き合う女性って。もしくはマッチョばかりを選ぶ女性とか。これって、実は、女性ホルモンが多すぎるせいかもしれないんです。
生理周期によって、女性の男性に対する好みが変わるのは、よく知られている話です。いつもはジャニーズのようなツルッとした草食系男子が好きな女性も、排卵日の直前だけは、比較的ワイルドな男性を好むようになると言われています。この時期は、女性ホルモン・エストロゲンの分泌量が多くなるのですが、どうやらこのエストロゲン、たっぷりとした男性ホルモンに魅かれるようなのです。
通常、男性ホルモンと呼ばれているのは、アンドロゲンのこと。このアンドロゲンには、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)、テストステロン、ジヒドロテストステロンの3種類があります。
妊娠しやすい排卵日の直前に、女性がたっぷりとした男性ホルモンに魅かれるのは、「デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)」が“免疫力を高める”ホルモンだからと考えられます。つまり、より健康な男性の遺伝子を取り込むことで、女性は免疫力の高い丈夫な子どもを残そうとしているわけですね。
ただ、「テストステロン」はマッチョな筋肉を作るホルモンで、「ジヒドロテストステロン」は脱毛ホルモン。つまり、免疫力が高い健康な男性は、マッチョかハゲ、あるいは両方の可能性も高い、というわけです。
で、冒頭でとりあげた「女らしくて巨乳でモテる女性」について。
女らしくて巨乳というのは、女性ホルモン・エストロゲンの影響です。彼女たちは、普段からエストロゲンがたっぷり分泌されているため、日常的に男性ホルモンの多い男性――つまり、ハゲやマッチョに魅かれやすいようなのです。たとえば、巨乳の小池栄子と、マッチョなプロレスラーの坂田亘のカップルとか。坂田氏はハゲていないし、例えが一例しか思い浮かばないのがちょっとアレですが、ホルモン的に見ると、そういうことらしいのです。
「女性ホルモンを増やして、女らしく、キレイになろう」という風潮の強い昨今ですが、そうやって女性ホルモンを増やした結果、マッチョはともかく、ハゲに行きつくって……ちょっと考えちゃいますよね。
(文=きづき桃)
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