かつてより大幅に減っている見合い結婚だが、一方で結婚相談所の数は増え続け登録者数もうなぎのぼりとなっている。数が増えれば、トラブルもつきものとなる。小町でも見合いや結婚相談所による結婚の相談が報告されているので紹介したい。
昨年2月に立てられたトピで、当時から気になって成り行きを注視していたが、なんと今年に入って結果報告がなされた。
トピ主(女性・27歳)が結婚することをきっかけに、姉(30歳)が結婚相談所に入会した。姉は身長155センチに体重80キログラム(※平均体重は53キロほど)と肥満体型で、内気な性格。トピ主にとっては、家庭的で家事の得意な“自慢の姉”だったが、これまで男性との付き合いが皆無だったため、心配した母が無理矢理入会させたのだ。
姉は相談所で100人近い方からのマッチングを依頼され、10人ほどに会い、7人から交際を希望されたという。そして、ついにその中の一人、Aさん(25歳)から「親に会ってほしい、婚約しよう」と言われた。しかし、姉とAさんは出会ってから1カ月、まだ4回しか会ってもいない。トピ主は姉がこの結婚で幸せになれるのか心配なようで、「結婚相談所を介した結婚というのはこんなものなのでしょうか?」という相談だ。
一方、トピ主自身はトピ立て直後の昨年4月に結納、同年10月に結婚を予定しており、準備や調整で親も本人も忙しくしていた。そんな中、Aさんは姉との婚約指輪を購入しに行こうとしたり、挨拶の日程調整の申し出があったり、さらには挨拶がすんだら、早く顔合わせ・結納がしたいという素振りを見せている。トピ主は「そういった申し出が、正直言って、あまり気持ちのいいものではありません」と不快感を示す。「姉は6年制の大学を卒業し、その際取得した資格で仕事をしております。私を除く家族もみな、同じ職種」だそうで、後のトピ主レスから、姉は歯科医、母が内科勤務医、父が歯科医院を開業している医者一家であることも明かされた。「父方が歯科医一族、母方が医者一族、それ以外の仕事についているのは、両家・向こう七代、私のみです」という。
一方、姉にプロポーズしたAさんは高卒で公務員。父や兄弟も高卒で公務員だという。そのため「育ってきた環境がお互い特殊で閉鎖的なので、そういった部分をゆっくり理解していけばいいのにと思って」しまううえ「それほど急ぐ何かがAさんにはあるのかと勘ぐってしまったり」もしている。トピ主はA家の家柄を見下しているとか差別的な感情を抱いているというわけではなく、「結婚を急ぎすぎ」なことをおかしく感じているのだ。また、Aさんが「大安だから」という理由で、トピ主とその婚約者との結納の前日に結納を済まそうとしていることへの違和感もあり(張り合われているのだろうか?)、トピ主にはすんなり姉の結婚を祝福できない気持ちがある。
コメントでは「ない話ではない」と、出会って1カ月で結婚の話になることもなくはないという意見があがる一方「もしお姉さんが平凡な30歳女性だったら、太っているということもありほとんどの男性からスルーされたと思います。お姉さまの持つ資格やキャリアに男性が惹かれているのは明確ですよね。相談所なので結婚が早まるのは分かるとしても、あまりに急ぐのは何かほかに理由があると勘繰ってしまいますよね。相手の家の事調べた方がいいですよ」と、疑った方が良いという意見も相次ぐ。こうしたトピを立てるからには、トピ主もAさんに対して何らかの違和感を抱いているのだろう。トピ主レスでは違和感を抱くに至ったキッカケや姉の様子などを書き込んでいく。
姉は「相談所の方や母からの結婚への圧力・毎週のように違う方と会うストレスが強く、『今まであった中で一番強くアプローチしてくる彼に決めようと思う、公務員だし』」と、見合い地獄(?)に疲れた状態でAさんで手を打とうと考えたとトピ主は見ている。