8月27日にAKB48を卒業した板野友美(22)が、9月23日の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に出演した。AKB時代から茶髪に派手な化粧でほかの清純派アイドルとは一線を引いたファッショナブルな雰囲気が売りだったが、卒業後、明るい金髪に染め上げてさらにイメージチェンジした板野。女性ファンからはおおむね「ともちん可愛い!」と好評のようだが、板野といえばAKBに加入した中学時代と比べて容姿が激変したことから今や「整形疑惑」が絶えないタレントの一人で、今回の『いいとも!』出演で「やっぱり顔が変!!」と、その疑惑が再燃している。
板野友美の場合、視聴者がもっとも違和感を覚えているのは、そのアゴである。ネット上に日々UPされる、女性たちの化粧ビフォーアフター画像を見れば、つけまつげやアイライン、アイプチ、アイシャドウを駆使することで、「可愛いはつくれる」ことなどもはや周知の事実。板野に関しても、8年前と比較して3倍ほどの大きさになった目や、大きく高い鼻などは、メイクでいくらでも変身できる箇所だ。しかし、もともと引っ込み気味で丸かったアゴだけは、メイクや成長でここまで? と疑問の声が噴出するほどの「ソリッドなライン」に変貌。ネット上では、「アゴにU字型のプロテーゼを入れているのでは?」「まるでフリスビーが入ってるみたい」と、異物挿入によってアゴのラインを形成している説が根強い。
確かに、アゴに異物を挿入してラインを整える美容外科手術は存在する。アントニオ猪木のようにアゴをぐっと前に伸ばす必要はないが、平面的な顔立ちの人がプロテーゼを挿入することで、おでこ・鼻・アゴを結ぶラインが格段に美しくなるのだ。
皮膚を切開して骨の上に異物を挿入するというと、非常に大がかりな手術のように思えるが、「高須クリニック」のHPで紹介されている『スムースシルエットプロテーゼ』は、わずか30分程度の施術時間で終了するという。下唇の裏側を切開し、その人にとって理想的なアゴの形にカットしたプロテーゼを骨の上に挿入することで、半永久的な効果を期待できるという。口腔内を切開するため、傷痕が目立つことはなく、また術後の経過も良いのだそうだ。掲載されている術後の症例写真を見ても、美容整形手術を施した後とは思えない自然さで、傷も腫れもない。これならば、ダウンタイムの心配もなさそうである。
そのほか、アゴにヒアルロン酸注射をしてシャープなラインを手に入れる方法や、ボトックス注射でエラを縮小したり、エラを削ったり(これも口腔内切開のため、傷は目に見えない)することでアゴを際立たせるというやり方もある。
様々な方法で美を追求すること自体は悪いことではなく、特に自身のルックスも売り物のひとつである芸能人ならば、何かしらの施術によって美貌をキープすることは当然と言えるだろう。ただ、板野友美の場合、正面から見れば文句なしに美しいものの、横から見たときに「二重アゴ」のように不自然な段ができており、これが「違和感」の正体だ。もともとの本人の輪郭に対して、アゴが大きすぎるのかもしれない。
10代からの8年間で誰もが驚くほどの美貌を手に入れた板野。現在、彼女は22歳だが、5年後、10年後にはどのような女性に変貌していくのか、目が離せない。
(犬咲マコト)