この世に完璧な人間なんていないなんてことは心の中でよぉくわかってはいるものの、自分が抱いている“理想”を無意識のうちに相手に求めてしまうのが人間の性。それは内面的なことや外見的な魅力云々のことだけではなく、もちろんセックスにおいても同じことが言えるのではないでしょうか。
“痘痕も靨(あばたもえくぼ)”なんていう言葉の通り、好きだからこそ許される短所もあるけど、相手に多少の不満が芽生えたら(もしくは大して好きでもない人の不完全な部分なんて)悪いけど、もう気になって気になって仕方ないのだよ……! 私だってそりゃ「最高の女だった」って思われるような、とんでもなく思い入れのある、情熱的で、相手にとって欠点のない素晴らしいセックスをしてみたいけど。それでも、自分のことを棚に上げてでも、相手に言いたい不満ってやっぱりあるんです……(男性の皆さま、なんかごめん……)。
例えば、長く付き合っていると起こりがちな“セックスレス”だってそうだし、セックス中に「え、なにこれ?」って気になる言動もそう。女性用の風俗なんて少ないし、男性に比べれば手軽に利用できないからこそ、女性の性の不満はなかなか解消しにくかったりするのではないでしょうか。
逆に男性は、女性に対してセックス中にどんな不満を抱いているのだろう……と疑問に思いネットを見ていたところ、「男性が密かに思っているセックス中の女性の困った特徴5選」なんてものがあげられておりました。簡単にまとめると、
・完全消灯を要求される
(あんまり明るいところだと、肌とか化粧とかも鮮明に見えてちょっと恥ずかしいし、アルコールでも注入していない限り集中できないよね……)
・薄目を開けてこっちをちらちら
(繰り返す、このチラリズム……)
・両手であそこをふさいで見せない
(そうは簡単に御開帳しないんだからね!)
・動物のような豪快な喘ぎ声
(これは私にも思い当たる点が……)
・失神して爆睡
(うん、眠かったんだね)
なんてラインナップでございました。最初の3つは「日本の隠す文化」を明確に象徴しているような、恥じらう淑女っていう感じ。てっきり男性的には好印象なのかと思っていたけど、意外と不満に思われがちなのね……勉強になります~。恥ずかしいっていう感情は大事なのにな~って思ってしまうのは、もう恥じらいなど遠い彼方に置いてきてしまった私にとって、なんとも羨ましい“女性の抵抗”だからかもしれません。