第五話、ほぼ折り返し地点に到達した秋冬の連続ドラマたちですが、天海祐希主演『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)に驚きの展開が。ドラマのストーリーではなく、視聴率が急に3.1ポイントも上がったのです。前週の4.9%から、8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に。初回と同じで同ドラマの最高視聴率です。番組表に変わったところはなく、いつも通り『とんねるずのみなさんのおかげでした』に続いて22時からの放送。理由はわかりませんが、もしかして21時~の『ドクターX』(テレビ朝日系)に遠藤憲一さんが出てたからかな? もっとエンケンおじさんが見たい人がチャンネルを合わせたのかな? 次週さらに上がると良いですね。というか、次週からついに少し面白くなりそうなので、見るならここからだ!!!! というわけで第五話レビュー。
ここまで毎回、天海祐希が扮する天才フレンチシェフ・星野光子が、困難な課題をクリアして「最高に美味しい!」と言わせるパターン。第五話もセオリー通りでした。三ツ星レストランを追い出されて小学校の給食室で働く光子は、屋台でフレンチをやると決め、屋台ルールに則り「一品のみ」の店を出そうとします。メニューは鴨のコンフィ。しかし宿敵のレストランオーナー・小泉孝太郎が市場の鴨を買い占め、光子はあらゆる精肉業者から「お前に売る鴨はネェ!」とNOを突きつけられます。
1 2