バラエティ番組への出演で、がさつで下品なイメージがすっかり定着してしまった感のあるシンガー・misono(29)。倖田來未の妹で、かつてはエイベックスのユニット「day after tomorrow」のヴォーカルとして人気だったが、ユニットの活動休止とともに、個人での音楽活動も縮小。ブログやTwitterでスタッフを無能呼ばわりして噛みつくなど、「やたら面倒くさそうな人」となっている。
だが一方で、「面倒な女は大嫌い」なロンブー淳から妹分として可愛がられたり、V6の森田剛とデート現場を撮られたりと、意外にもモテる。同じく芸能界でモテ女とされている芹那と共演した9月放送のある番組では、「ウチを芹那と一緒にせんといて!」と強く主張。いわく、「××さんに口説かれてぇ~」などと他人をダシにのし上がろうとする芹那とは違い、「ウチはぶっちゃけキャラやけど自分のことしかネタにせえへん」。misonoは「芸人さんやったら何でも言っていいと思ってらっしゃるんですか。勘違いですよそれは」と、面と向かって芹那を非難したのだった。
こうしたmisonoの正直な態度に、「見直した」という賞賛の声が沸き、同時に「misonoは実はイイ体してる」「顔もカワイイ」「即ハボ(※即ハメボンバーの略。ヤリたい、という意)」という声もネット上で噴出。隠れmisonoファンの男性は結構いるようだ。
意地を張らず素直な性格ゆえ、周囲に面倒くさがられることもあるが、筋は通すタイプだというmisono。そんな彼女の「真っ直ぐさ」は、ブログなどの文章からもひしひしと伝わる。というのも、今の芸能界で……いや、過去をさかのぼっても、「ウチ生理やから」とファンに向かって綴れるアイドルはmisonoくらいだからだ。
2007年には「海外ロケ中に生理になった」と明かし、08年正月にはタイトルからして【1月1日~生理に始まり、生理に終わる】という更新。「めでたい事に?! 新年早々、生理なりました(怒)って事で、正月休み中ずっと生理です…そして正月休みが終わる頃に(ウチほぼ4日で終わるから)終わります!」と、月経周期までカミングアウトしている。その後も毎月のように「今日生理きた」「風邪と生理でつらい」と書き込む素直さには、今あらためて見てもびっくりだ。
ファンに向けたブログだけでなく、引退前の島田紳助が司会を務め“ヘキサゴンファミリー”が総出演していた10年の『FNS26時間テレビ』(フジテレビ系)の生放送中に、「今日はあの日やからムリ」と発言していた(それにもかかわらず、彼女は体を張った数々の企画に参加し、ボロボロになっていたのだが……)。
しかしそのmisonoブログは昨年10月から更新を停止しており、間もなく一年になる。自ら「クソ真面目でバカ正直」だというmisonoの文章を楽しみにしているファンもいると思うが……再開の日を待ちたい。(hin-nu)