大人の“おもちゃ”、とも呼ばれるように、日本ではアダルトグッズはあくまでも性生活を彩る「玩具」に過ぎないような扱いをされてきました。しかしそのイメージは、今、消え去ろうとしています。最近続々と登場している最先端のバイブたちは、女性の性生活の質を向上させるような、驚きの機能が満載です。
そこで今回、海外のアダルトグッズを多数取り扱うラブグッズのメーカー、ミライカラーズ広報担当者に最新グッズの動向を伺いました。
温まるバイブ、Gスポ指クイ刺激機能も
――今もっとも売れているのはどのような商品ですか?
ミライ 女性に人気があるのは、SWANのような女性目線で作られているバイブですね。一方、男性は少し変わったもの、例えばビデオカメラ付きのバイブを好んで購入される方が多いですね。
――ちょっと待ってください、カメラ機能付きってどういうことですか?
ミライ 世界初のワイヤレスビデオカメラ内蔵型バイブでして、膣内の濡れてくる瞬間などを鮮明に観察することができます。バイブに搭載されているwifi環境を利用し、スマートフォンに連動させて、アプリ内で撮影が可能です。その他にも、スマホで遠隔操作できるローターやバイブも人気があります。
――Sっ気を出したい男性にウケるのかもしれませんね。
ミライ 新作ですと、今いちばん注目されているのが、アメリカの「SVAKOM(スヴァコム)」というメーカーがリリースした、ヒート機能のついた温まるバイブ「ADONIS(アドニス)」です。
――温まる、といいますと?
ミライ ヒート機能がついていて、スイッチを入れると1~2分で38度に温まります。ぬるめのお湯くらいのじんわりした温かさですね。やはりバイブは人肌と比べると冷たいという印象をお持ちの方が多いと思うのですが、これを使っていただけると温もりを感じられます。個人的には、温かいとオーガズムも増すというか、すごく気持ちいいので、より深い快感が得られるのではないかと感じています。シリコン素材なので肌触りも抜群です。柔軟なクリトリスバイブとちょっとしたデコボコが側面についているので、フィット感を高め、よい刺激にもなると思います。
――38度くらいというと、人間の体温よりちょっと高いくらいですね。人間の男性器も、挿入するときに血が集まってそれなりに熱くなりますが。
ミライ 近いのかもしれませんが、使用感として、男性器よりもっと温かいように感じます。でも熱くはないんです。ホットローション付きのコンドームって使われたことありますか? それに似た感覚ですね。
――クリバイブもついていますが、「SVAKOM」のクリバイブって、他のバイブよりも柔軟に曲げることが可能だとか?
ミライ はい、やっぱり膣とクリトリスの位置関係は人それぞれ、だいぶ個人差があるといわれていますので、自在に曲げられることは重要だと考えています。挿れているときに、クリトリスのベストポジションにクリバイブが届かない、当たる場所がズレてしまって痛い、ということのないよう、フレキシブルに曲げられて必ずそれぞれのベストポジションを刺激できるよう工夫がなされています。
――素朴な疑問なんですけど、バイブって使用する際は、コンドームをつけたほうがいいんですか?
ミライ 弊社で取り扱いしているバイブはすべて、医療用としても使える高純度のシリコン素材ですので、コンドームはつけなくても問題ありません。もちろん、気になる場合はつけていただいた方がいいとは思います。使用後は洗浄していただくことになりますが、洗剤をつけずに洗っていただくか、専用のクリーナーで汚れを拭き取っていただければ。完全防水になっていますので、充電用の接続部分を水に長く浸けてしまうことさえなければ大丈夫です。
――充電式なんですね。
ミライ はい。「SVAKOM」シリーズは、すべて充電式です。たとえば「ADONIS」よりも少しサイズの小さい「TRYSTA(トライスタ)」は、形は似て見えると思うのですけど、奥ではなくGスポットとクリトリスの同時刺激が出来ます。先端の内側に内蔵されたボールが、指で愛撫するような絶妙な動きをする仕様になっています。通常のローリングボール入りって、グルグル回転してただ痛いだけのものが多いのですが、こちらは指でクイクイッと刺激するような、本当に女性の要望に応える動きをしてくれます。サイズ的にもGスポットを的確に刺激する形ですから、奥より手前が好きな女性におすすめです。
――それ買いたいです!(前のめり)
人間工学に基づいた設計
――同じ「SVAKOM」のシリーズで、クリ専用バイブの「Keri(ケリ)」が気になっています。
ミライ これはとっても軽いんですよ。サイズもディナースプーンと同じくらいの大きさです。使い方も簡単で、クリトリスの上から押し当てる感じになります。もちろん、そのまま挿入していただいても。細くて軽いのですが、パワフルな振動が得られて、かつ音が静かなところもポイントです。
――どうしてスプーンに似た形なんでしょう?
ミライ もともと「SVAKOM」の商品は、適当にエッチなデザインをしているわけではなくて、どうしたら使いやすいか、人間工学的に計算して設計されています。一般的に、女性がマスターベーションする際、仰向けで寝転がった状態になると思うのですが、その姿勢で膣やクリに隔日にフィットするように、角度や長さ、形状すべて考え抜かれています。
――そして、ボタンはひとつだけ。難しい操作がないところがイイ!
ミライ そこも大きなポイントですね。操作が簡単であることは、重要ですよね。もうひとつ、温まる電マ「EMMA(エマ)」も売れ筋です。
――最近の電マって小さいですよね。これも充電式?
ミライ もちろんです。充電式は電池の減りを気にしなくて良いので、とっても楽ですよ。電マの火付け役は日本のAVですが、今は世界的にどこのメーカーもリリースしているほどです。日本の電マをベースに作られていて、様々なオプションが楽しめるのが海外の電マの特徴ですね。
――クールジャパンですねえ。後編では、カップルで楽しむためのバイブを一挙ご紹介していきます!
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