セックス依存症とは
「セックス依存症」という呼称は昔からあったとは思いますが、メディアにその言葉が飛び交ったのは、治療のため入院するほど深刻な「セックス依存症」だったタイガー・ウッズ騒動でしょうね~(2010年に話題になったのですね。最近のウッズさん、ゴルフ復帰に向けてリハビリや療養をしているそうです)。
かねてより「毎日でもセックスできる!」と豪語し、セックスした直後でもまたすぐにしたくなる私は、セックス依存症なのではないか? と考えたこともあります。深刻に悩んでいたわけでもないので、単なるヤリチン・ヤリマンとセックス依存症の線引きがわからないまま今日まできましたが、皆さんはご存知でしたか?
タイガー・ウッズに有名俳優、クリントン元大統領まで! 米国を蝕む「セックス依存症」の定義とは
<必要なセックスが得られないと、身体的、心理的に離脱症状が生じる。また、最もはっきりしている点として、単なるセックス好きからセックスが必要という状態に変化していく。この段階で、生活に活力を与えてくれる素晴らしい快楽であったセックスが、日々の生活に向き合うために欠かせない作業の一つとなってしまう>
つまり、「セックス大好き!」であれば、深刻に考えるほどでもないようですが、「性的な行為をしていないと不安」「その不安な気持ちから逃れるためにセックスをする」という病気なんです。セックスだけでなく、アルコール、買い物など性だけでなく対象は様々。その欲している行為をしている瞬間は、脳内が快感物質で満たされています。そして、強い不安から逃れるため”習慣”となってしまった場合は、自分をコントロールできない状態に陥っている可能性が高いのです。「セックス中毒」と称されることがあるように、カテゴリは様々でもセックスもドラッグも“中毒”である人の脳内は同じ働きをしているということなのでしょうか。
今はまだ、最適な治療法があるわけではないようです。性依存症の治療プログラムを行う施設や(まだ日本には広まっていません)。精神科でカウンセリングを受けることくらいでしょうか(自助グループなども活動をしているようです)。1度、習慣化してしまったら自分の力だけでは、病気と戦うもは難しいかと思います。同じことで悩み苦しんでいる人の話を聞いてみることも、客観的に見ることができるいい機会です。
自分がセックス依存症かどうか、その境界線にいそうだという自覚を持つあなたは、自己チェックをしてみてください!
「セックス依存症チェックリスト」の15項目の質問にYESかNOかで答えるだけです。さて、アナタはいくつYESがあるのでしょうか。
(大根 蘭)