ゴシップ

石田ゆり子がどんどん輝きを増す理由をそっと解明しよう

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石田ゆり子Instagram

石田ゆり子Instagramより

 一度めのブレイクがいつなのかはもはやわからないが、女優・石田ゆり子(47)は昨年、「再ブレイク」と呼べる人気上昇を経験したと言えるだろう。10月にInstagramアカウントを開設、同じく10月にスタートした連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に新垣結衣の叔母役で出演すると、ドラマ人気に伴い「かわいすぎる」「50歳近いとは信じられない」等の驚きを伴う賛辞を浴び注目された。仕事熱心で恋愛経験のない独身女性という役柄だったが、彼女が劇中で放ったジェンダー格差に物申すいくつものセリフは、石田ゆり子というフィルター(星野源の言うところの<ガワの人>)を通して多くの視聴者の心に響き、彼女の好感度をいっそう押し上げたように思う。彼女自身が、女優という職業に就く経済的に自立した女性で、芸能界に30年も在籍していながら浮いた噂のほとんどない独身女性であり、その役柄に彼女を投影して見た視聴者は多かっただろう。

 40代ともなると、当たり前だが大半の人間は20代の頃よりも老ける。実年齢より若々しく見せるため、美容医療によるアンチエイジングを施して、かえって奇妙な顔になってしまう女性も一部いる。そうした行為に走る理由の一端は、この社会では若い女性の価値が異常に高く設定されているかことにあるだろう。女性がまともな扱いを受けるためには綺麗に装っている必要がある、ということも強く影響しているはずだ。それは半ば脅迫として機能していると言えるかもしれない。

 しかし石田ゆり子は、その容姿を全方向からチェックされる女優という職業の女性だが、あくまでもナチュラルに美しく、年相応の小じわや肌の色むらがあり、けれども透明感を失わず、可愛らしくて上品である。当然、エステに通うなどのメンテナンスを欠かさず、肌や髪、体の手入れは人並み以上にしていると考えられるが、あくまでもそれはメンテナンス、ケアであり、過剰に良く見せようという気負いがない(見る側に伝わってこない)ので、心地よさを与えるのだろう。

 そんな彼女が独身であることについて、かねてより様々な憶測が飛び交いゴシップとして消費されてきたが、再ブレイクに伴って昨年後半は特にその量が増えていたように思う。Googleの検索窓に「石田ゆり子 結婚」と打ち込むと、出てくる検索結果は、「石田ゆり子が結婚できない理由」というものばかりだ。「したいのにできない」という前提で提示されている「理由」はいろいろで、ペットを溺愛しているから(猫と犬を多頭飼いしている)、不倫の末の男性不信、妹や友人の子供たちを可愛がって「満足して“しまって”いる」から、などなど。

 こうした言われ方をしていることを、彼女自身、知っている。11月に出た「FRaU」(講談社)12月号の1万字インタビューで、石田は独身主義なわけではないと言い、「私も『石田ゆり子はなぜ結婚できないのか?』みたいな記事を何度か目にしたこともあります」と言及している。その上で、「結婚という選択をしてもよかったタイミングは何度かあって、でもそこで結婚を決断しなかったってことは、“その人ではなかった”ってことなんだろうな、と自分では思ってるんです。事情もよく知らないのに、なぜ『できない』と決めつけるのか。(中略)人生の選択は人それぞれなのに、メインストリームから外れた生き方を選んでいる人のことを否定したり、悪く言ったりするのって、同じ大人として情けないですよね。他者に対する思いやりや想像力が欠落している気がして、悲しくなります」と厳しい言葉を投げかける。

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ヒポポ照子

東京で働くお母さんのひとり。大きなカバを見るのが好きです。

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