“一円”や“ワールドスター”の愛称で親しまれる歌手兼俳優のピが、ついにゴールイン。韓国を代表する女優=キム・テヒとの結婚を発表しました。
彼が“一円”と呼ばれているのは、かつて行われた武道館公演のチケットが1円で大量に出回ったから。“ワールドスター”と呼ばれるのはワールドツアーも行い、ハリウッドにも進出しているからですが、初のハリウッド主演作『ニンジャ・アサシン』はスプラッター映画ばりに首が飛び、年齢高めのピ・ファンには惨く、耐えられませんでした。
歌手としてはどうだったのでしょう?
「ピは歌よりもダンスに熱心で、ライブは口パクがメイン。ライブ中、マイクから聞こえてくるのは『ゼェゼェ』という荒い息遣いだけですから、本気で踊っているのは伝わっても、歌手という点ではハテナです。本人もそれを自覚しているから、歌を補うように『愛してる』という日本語を連発し、ファンサービスに務めるのです」(音楽記者)
ステージではアーミーファッションを好み、舞台に軍用ヘリをセットしたこともありました。PVでは被ばくした広島と思しき場所で踊り、ヒンシュクを買ったのも懐かしい思い出。
「結婚おめでとう!」と思えない人たち
このように軍隊大好きっ子風の逸話が盛りだくさんなのですが、実はそうでもないようで、入隊中は軍紀を破ってテヒと密会し、そんなズルの積み重ねがこの結婚へと実を結んだってわけ。つまり、世間を敵に回して愛を重ねたのですから、思いもひとしおなんです。
さて、暗く、ダメダメなニュースが相次ぐ韓国でのビッグな寿の知らせには全員が諸手を上げての祝賀ムードかと思いきや、「心の底からハッピーにお祝いできない」という人も多いようでして……。
日本でこのニュースをいちばん歓迎しているのは秋田県の方々でしょう。キム・テヒとイ・ビョンホン主演のドラマ「アイリス」が秋田で撮影されると、韓国における同県の注目度が一気にアップ。大きな経済効果をもたらし、秋田県はテヒを含むドラマ関係者を「秋田県イメージアップ貢献者」として表彰しています。
となれば、「あのキム・テヒ景気よ、もう一度:と寿フィーバーに便乗したいところ。秋田のメジャー紙、秋田魁新報の電子版も「キム・テヒさんが、韓国の人気歌手Rain(ピ)さんと結婚」とテヒに軸を置いて報じています。
そんななか、「チョッと待って!」と口を尖らせているのがK-POPアイドルグループ、MBLAQ(エムブラック)のファンです。
「韓国のアイドルはほとんどと言っていいほど、プロデューサーに転身します。ピさんも例外ではなく、プロデューサーとしてMBLAQを手がけました。彼らの日本初舞台もピさんのファンミでしたから、当初は彼も力を入れてくれたのです。ところが、彼は徐々にMBLAQを離れ、最後は放置プレイで、彼らはグダグダになったんです」(MBLAQファン)
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