近年のK-POP業界はハイタッチや握手会は欠かせません。というか、もう、そうした特典がないとファンは来ません。とはいえ、当事者のアイドル的には「ライブやイベントで疲れてるのに、面倒くさくてやってらんないよ!」って感じでしょうか?
「ハイタッチひとつにも、本人たちのやる気が見てとれます。元気いっぱいのアイドルもいれば、机に体重を預けて体と手を固定して、自分の負担を少なくしようとするアイドルもいます。後者は、手を固定しているところにファンが次々に握手やタッチをしていくのですから、イージーな流れ作業というか、なんというか。モチベーションを保てなきゃ、そのあいだ中ずっとほかのことを考えるしかないわけで。モチベーションといっても、煎じ詰めれば“握手のひとつひとつを金に換算できるかどうか”ってこと。すぐお金になるわけじゃないけど、握手1回につき頭のなかでチャリ~~ンと音が鳴らなきゃ、やってられません(笑)」(アイドル・ライター)
ハイタッチなんてバカバカしくて、やってられるか……そんな暴言を吐き、K-POP界から追放されたのが少年24のファヨン君です。
「ハイタッチイベントは、吐きそう」
またまた「誰、それ?」な少年24ですが、「大所帯K-POPグループが上陸。日本のファンは熱いけど、メディアの対応は…」と題したコラムでもチラリとご紹介しましたね。簡単にいっちゃえば、韓国の男性版AKB48みたいな感じで、28人で構成。そこから4つのユニットに分かれ、昨年末にふたつのユニットが来日しました。
「当日はマスコミが多数詰めかけたのですが、彼らのお目当ては少年24なわけはなく、トレエンの斎藤さん。会見でもマスコミは斎藤さんにマイクを向け、メンバーは斎藤さんのギャグとダンスを絶賛。主役の少年24が刺身のツマ扱いでした。で、救いはファヨン君が来日しなかったこと。もし来日していたら、またも好き勝手いって総スカンを食らっていたことでしょう」(韓流雑誌編集者)
そんなファヨン君が追放されることになったきっかけになった暴言が下記の通り。
「僕は女の子から『オッパ(お兄ちゃん)』と呼ばれるのが好き。ファンから『オッパ』と呼ばれるのは聞きたくもない。毎日700~800人のファンとハイタッチするけど、ほんと吐きそうになるよ。口から糞が出るよ」
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