Alexandrosの川上洋平(34)やAcid Black CherryのYasu、back numberの清水依与吏(32)にとっては、まったくもって迷惑この上ない話だった。これは清水富美加(22)の“不倫相手”として名前が取り沙汰されたミュージシャンたちだ。
2月17日に清水富美加の告白本『全部、言っちゃうね』(幸福の科学出版)が出版されたことをきっかけにして巻き起こった、清水の不倫相手探し。清水は同書で「好きな人との関係に悩んでいた」と明かしたがそれが不倫だったと明言してはいなかった。しかしスポーツ紙が「ミュージシャンとのゲス不倫だった。相手男性は既婚者であることを公表していない」と伝え、ネットメディアやワイドショーがその人物を特定しにかかった。
・若者を中心に支持を広げている人気ロックバンドのメンバーA
・大型音楽フェスでヘッドライナーを務めたこともある
・近年、映画の主題歌を手掛けており、音楽番組で目にする機会も多い
・既婚者だが公表していない
・清水とAは2014年に番組で共演したことで交際に発展
・ある時、清水はAから既婚者であることを告げられ、2016年に破局――。
スポーツ紙に書かれたこれらのヒントを元にしてネット上では人物特定が加速し、上記の人物らが次々と濡れ衣を着せられたというわけだ。他にも、サカナクション、クリープハイプ、オカモトズなどのメンバーも名前が上がった。
しかし真相は意外にも、まったくのノーマークだった男。4人組のロックバンドKANA-BOON(カナブーン)の飯田祐馬(26)だった。本名は「いいだ」だが、通称「めしだ」のベーシストである。
飯田本人が清水富美加との交際を認め、所属事務所にも事の経緯を報告している。所属事務所は「本人は清水さんに対して本当に申し訳ないことをしたと深く反省しています。今回の件については奥さんとも十分に話しあい、2人の間でも解決したと聞いています」とコメントしている。飯田は、自分との関係が清水の出家という突然の行動のひとつの要因になったかもしれないと責任を感じ、自ら事務所側にすべてを告白したようである。その後、本人が公式にコメントを発表。「私は2014年4月に一般人女性と入籍致しました。しかし、私は、既婚の身でありながら、そのことを隠し、2015年6月から、清水さんと交際を始めました」「2015年9月に清水さんに既婚の事実を打ち明け、謝罪しましたが、清水さんに対する自分の気持ちを断ち切ることができず、妻との離婚をほのめかしつつ、2016年1月まで交際関係を続けてしまいました」「清水さんと交際していたことについて、妻と妻の両親に謝罪をし、夫婦間では解決しております」と綴っている。
驚いたのは、2015年6月に交際開始し9月に既婚の事実を打ち明け、「妻との離婚をほのめかしつつ」2016年1月まで交際していた……という時系列が、ベッキーとゲスの極み乙女・川谷絵音の不倫交際と丸かぶりしていることである。いみじくもベッキーが不倫発覚で降板した番組『にじいろジーン』(関西テレビ/フジテレビ系)の司会の座に就いたのは清水だったが、この二人、同時期に全く同じような恋愛状況に陥っていたということか。びっくりである。
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