男性がセックスを拒んでいる女性に対して放つ「ちょっとだけ!!」という非常に使い勝手の良いワード。よく、素人モノのAVなんかでも「おっぱいだけさわらせて」「パンツだけ見せて」「指だけ入れてもいい?」「先っぽだけでいいから!!」と言いながら最終的に挿入してしまうというシーンがありますよね。簡単なことから要求していくことで、徐々に目標を達成していくという地道で堅実なフロー。このことは、仕事においてノルマを消化する時やダイエットする時にも使えるはずなのですが、一番活用され、なおかつ実績を残しているのはセックス時ではないかと思います。
ビッチ的ハイスクールライフ
今からおよそ10年前、当時16歳の私が小さな山村から隣の市の高校へ通っていた頃。私の地元はド田舎すぎるため、公共の交通機関が皆無。村の中学にはチャリ+ヘルメットで通っていたのですが、高校は一番近いところでもチャリで1時間ほどかかります。なので、私の中学の同級生たちは高校に入ると、登下校時には親に車で送迎してもらうというなんともセレブリティな生活を送っている人が多かったのです。なんせ送迎してもらっている身分なので、当然ある程度親の都合に合わせて遊びの時間を切り上げなければならないこともありました。その頃の私は、放課後は親の時間に合わせて帰らなければならないため、夜にデートができないことにフラストレーションをためていました。
「私だって夜に先輩の家に裏口から入って、先輩の家族にバレないようにセックスしたい!」
中学時代に夜中に家を抜けだしていたことがバレてからというもの、うちの両親の目はかなり厳しいものになり、一日だけ携帯を没収されたりもしました。なぜか一日で返してくれた両親の優しさに乾杯。「どこで何してたの?」と私を問い詰めてくる母に、こう答えました。「星を見に行ってた……」そんなどうしようもないウソをつく娘でごめんなさい。実際は、地元の先輩と農道で野外プレイをしていました(泣)。
そんなこともあり、高校生の私は遅くとも19時前後には帰宅しなければなりませんでした。でも、ビッチは楽観的に「夜できないなら、昼やろう!」と考えていたのです。
プータローB-BOYとJKビッチのタイトルマッチ
高1の冬、友達の紹介で4つ年上のプータローを紹介された私。ドレッドヘアのB-BOY風の彼は、メールを返信が遅くなると「メール返ってこねえなあ」という追撃メールを送ってきたりと、プータローっぽさが炸裂していました。今出会ったとしたら「あ~まじでないわ~」とバッサリ切り捨てるようなどうしようもない男でも、シックスティーンのビッチには「年上の男のセックスってどんなんだろ? キャハ♪」と心が踊るような相手だったのです。
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