女性向けおもちゃで、反り立つちんこの型を取った“ディルド”というものがあります。こういうやつです。
最近、ふと思ったのですが……。様々なサイズは揃ってはいるものの、何だか真っ直ぐ綺麗な形状のちんこばかりではありませんか? 実際見てきたちんことは程遠いよなぁ~と感じるわけですよ。……まぁ、そんなことを言ったら漫画に登場する女性のまんこや、男性がオナニーで使用するグッズの膣を模した形だって「実物は、もっとグロテスクなのにな」と思うことも多いですけどね。
ちんこだってイロイロ♪
女性のおっぱいや外陰唇の形もひとりひとり違うように、男性のペニスもみ~んな違います。
*大きい・小さい
*太い ・細い
*長い ・短い
*硬い ・柔らかい
これ以外にも、包茎やバランスなどはそれぞれ。角度、曲がり方、カリの形や大きさ、色……まさに千差万別です。今日は「ディルド」みたいに整ったデザインではないフツーのいろいろなちんこについて分類してみましたので、「シャフト(竿部分)」と「亀頭部分」別にご紹介します。彼のペニスはどの形状に近いでしょうか? 知っておくことで、感じやすい体位や自分のGスポットの刺激方法なども見つけやすくなるかもしれません。
シャフト(竿部分)の形状
◆直筒型
男性で最も多いとされている形状。根元から亀頭の下までの太さが、まっすぐ直筒になっているタイプ。
◆中太型
シャフト部分の真ん中が膨らんでいるような形状(ツチノコとも呼ばれています)。「直筒型」に続き男性に多い形状。中太型は、挿入が深くなるほど膣に圧迫感を感じる形状。
◆根太型:
シャフトの根元が太い形状。10人に1人もいないほどのレア・シャフト。根太型のシャフトにカリ高の鬼頭の場合は、膣の入り口に強い刺激を与えるようです(その組み合わせは、あまり出会えないようですが)。
亀頭の形状
◆ベル型
続いて鬼頭の形です。男性に最も多いといわれる形状「ベル型」。名称通り、ベルのように裾広がりになっている形です。この広がり方はそれぞれではありますが、男性の半数以上がこの亀頭だそうです。
◆弾丸型
先が丸く裾が広がっていない、巨大な弾丸のイメージ。ベルに続き男性に多く見られる形状です。
◆三角型
俗に「カリ高」とも呼ばれる形状。“カリ高は女性に快感を与える亀頭!”なんて聞きますね。シャフトが細くて三角形の亀頭だったら、キノコの山みたいになるのでしょうか。
どうやら、直筒型のシャフト&弾丸型の亀頭「弾丸ボーイ」と直筒型のシャフトにベル型の亀頭「ベルボーイ」が多いようです(勝手に命名しましたが)。なにごともバランスが大事ですね。
同じものはひとつとして、ないのです
以前、紹介したイギリスの男性アーティスト、ジェイミ・マッカートニーの展示会「The Great Wall of Vagina」。「ヴァギナはそれぞれに異なり、その違いこそが美しい」をコンセプトに、計400名の女性のヴァギナを象ったアート作品を展示していました。
▼「性器は卑猥」って間違ってない? 正しい認識は「たまにエロくなるときもある」ではないか
実は、ジェイミ氏は、ペニスバージョンも制作しているんです。
この作品でも分かるように、シャフトや亀頭以外にも左右どちらかの方向を向いていたり、勃起しているけど亀頭は下向きだったり、玉袋だってみんな違う。
好きな相手のちんこなら、どんなものでも愛おしいってもんですよね。千差万別で全てその男性の個性です。愛でましょう、あなたの目の前にある、世界でひとつのちんこを。
(大根 蘭)