12月6日に都内で行われた「AneCan Brilliant Xmas Party」に出席したモデルのエビちゃんこと蛯原友里(34)の発言がネット上で物議を醸している。
報道陣がエビちゃんに対し、出産について問うと「(子どもを)つくりたいかなと思ってたけど、最近は全然つくりたくなくて」「仕事が充実しているから、何か(出産や子育てへの)覚悟ができないんです」「一人でいることへの楽しさへの欲が出てきた。(出産は)38歳くらいでもいいかな」と答えた。
このコメントに対してネットでは「つくりたくないって言い方が気になる」「子づくり拒絶?」「結婚してるのに“一人”? 別居でもしてるのかな」「結婚してるんだから子どもいなくても二人だよね?」「38歳での初産は想像以上に大変だと思う」「本音で言ってるならちょっとガッカリ」「まあ、子どもをつくるつくらないは本人たちの自由だよね」などの声が上がった。
エビちゃんは2009年にヒップホップグループ・RIP SLIMEのILMARI(38)と結婚。ILMARIは、エビちゃんとの交際開始時期と女優の野波麻帆(33)と結婚前提で同棲中だった時期が被っていたのではないかという疑惑があり、2人の結婚は「二股略奪婚」ではと取り沙汰されたこともある。
そんな2人は今年で結婚4年目となるが未だに妊娠したという話はなく、過去に不妊説が浮上したこともあり、今回の発言によって「やっぱり不妊なの?」「離婚して一人になるってこと?」という憶測が飛んでいる。ただ、結婚記念日が12月23日であるというエビちゃんは、クリスマスについて聞かれると「23日~25日のどれか1日は夫婦でホテルに泊まりに行こうって毎年お願いしてる。今年も楽しみ」と笑顔を見せており、今のところ夫婦仲は円満なようだ。
女性のキャリアアップとともに初産が高年齢化しているとはいえ、今日の日本では35歳以上の初産婦は高齢出産であると定義づけられているし、同時に加齢による卵子の老化についてもメディアで多く取り上げられている。そんな現状の中でのエビちゃんの「(出産は)38歳くらいでもいいかな」という発言は、視聴者に夫との関係やエビちゃん自身の妊娠・出産の考え方について疑問を持たれるのも仕方ないかもしれない。
夫婦の在り方や女性の生き方が多様化している昨今、妊娠・出産問題はかなりナイーヴな扱いになっていることも多い。プライベートな事柄なので、他人がとやかく言うことでないのは間違いないのだが、エビちゃんの発言は、一般女性たちへの影響力がかなり大きいはずだ。今回の件について、
「エビちゃんもILMARIもお互い多忙であることは間違いないですが、エビちゃんのモデルやタレントとしてのポジション的には事務所が子づくりを止めているわけではなさそうです。ただ、エビちゃんは今年で34歳。高齢出産一歩手前の年齢で、堂々と『出産はまだ先でいい』と断言されると、その発言の真意を探ってしまいたくなるのも頷けますね」(芸能関係者)
と訝しむ声もある。
とはいえ、産むも産まないもその人次第。彼女を広告や宣伝に起用した商品がバカ売れする「エビ売れ」なる伝説的現象を成し遂げたこともあるエビちゃんのハッピーオーラは、ママになってもならなくても変わらないものであってほしい。
(ルイコスタ松岡)