今井絵理子に上原多香子、斉藤由貴に宮迫博之と、芸能人の不倫報道が相次いだ今夏。その現状に「もうつるし上げなくていいんじゃない?」と発言したお笑い芸人のカンニング竹山さんは「社会的にはダメ」と前置きして、「でも世の中(の人たちは)、結構(不倫)してるぜ」と持論を述べていました。
実際、筆者(20代独身)は今年の1月から、既婚者の美容師のシュンスケ(仮名/28歳)となんとなく関係を持っている身。“一線”は一度越えてしまっています。彼の妻のInstagramを発見して気持ちが冷めた以降は、浮気・不倫をする男性の心理を調査するためだけに、LINEのやりとりを続けています。私が妻帯者だと把握していることも、調査されていることも彼はおそらく気付いていません。
シュンスケには2カ月に1回ほど、髪のカットをしてもらっているのですが、先日、その美容室で「友達が既婚男性と不倫している」とシュンスケに相談する女性客がいました。
友人の忠告を無視して不倫愛に突っ走る女性
シュンスケに相談していた女性は10代後半から20代前半くらいの学生に見えました。おそらく不倫している友人も同じ世代でしょう。「シュンスケさん、私の友達、今不倫しちゃってるんですよ~」と、深刻な相談というよりは、話のネタのような感じで友達の不倫話をし始めました。
不倫相手になっているA子さんは、10歳年上で既婚者のB男さんと付き合っているらしいです。二十歳くらいの女性と三十路くらいの男性のカップルでしょうか。A子さんはB男さんの大人な雰囲気や包容力にゾッコンらしく、いつものろけ話をしてくるそうです。デートは彼の仕事終わりにすることが多いようで、「車で家まで送ってもらっているみたいなんですよ~」とのこと。
“若い女に手を出す夫”という典型的な不倫です。休日でははく、平日の仕事終わりにデートをするというのも“あるある”。休日は家族に時間を割いたり、そもそも家を出る言い訳がつかなかったりと、不倫相手に会うのは難しかったりしますからね。それはともかく、不倫相手の車で家まで送ってもらっているのはマズイですよね。妻にドライブレコーダー付けられたら一発でアウトです。A子さんもB男さんも危機管理能力低すぎ!
シュンスケにそのことを話していた女性はA子さんに「不倫はやっぱりマズイって」と注意しているようなのですが、A子さんは聞く耳持たず。奥さんに不倫がバレる危険性に怯えるどころか、道ならぬ恋に突っ走っているようです。B男さんへの「好き」がでかすぎるんでしょうね。不倫相手がよく言う「奥さんと別れるって言ってるもん」という言葉も発しているそうです。
鬼女板で見そうなテンプレートすぎる不倫ですが、もし不倫が発覚した場合、A子さんは奥さんに慰謝料を請求される可能性が高いでしょう。それを20代の彼女が背負うのは厳しいはず。今はバレていないようですが、相談を聞く限り、ツメが甘そうな不倫なので、バレるのは時間の問題なような気がしますが。
シュンスケに相談していた女性は、「心配なんですよね~」と話しつつもゴシップとして楽しんでいるようでした。シュンスケは「ヤバイ」だとか「怖ッ」だとか、特にアドバイスはしていませんでしたが(できませんよね、自分もしているんだから!)、カンニング竹山さんが言うように「不倫してる人たちって結構いるんだな~」と思った瞬間でした。