女優・石原さとみさんが、6年ぶりとなる写真集『encourage』(宝島社)を発売しました。今年でデビュー15周年を迎え、昨年末に30歳となった石原さん。この写真集について、石原さんは、この30年に「どう変化して今に至るのか」、そして「どんな人たちと出逢って今の私がいるのか」が一冊にまとまっているとコメントを残しています。
石原さんいわく、「この写真集に収まった私は本物」。「見栄やプライドを捨てて、これが私だ!」と言えるものにしたそうです。その言葉のとおり、表紙のカットには、寝起きで撮影したという“完全ノーメーク”の素顔が採用されています。
石原さんの美意識の高さ、特にドラマの作品によって変えているというセルフメイクは、よく話題になります。演じる役によって雰囲気をガラリと変えるメイク術は女性の注目を浴びて、昨年には、オリコンの「第10回 女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」の1位に輝きました。写真集には、「さとみ流ドラマメイク」が収録されている他(ここはページ数も少なく物足りないのですが)、ロングインタビューでは彼女の美意識の目覚めについても明らかになっています。
すっかり今では「キレイな女性」の印象が根付いている石原さんですが、美意識が目覚めたのは、石原さんが23歳のころ。10代から芸能人なのにわりと遅めです。2010年の「anan」(マガジンハウス)くびれ特集のオファーがきっかけだったそう。「それまではおなかなんて誰にも見せたことはなくて、さらに人生で初のダイエットに挑戦した」と振り返っています。石原さんが表紙を飾った「anan」は想定外の大好評で、「ダイエットして良かったし、純粋にもっと可愛くなりたい」と思えたそうです。
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