数多くの気持ちいい体位をご紹介してきましたが、私は基本的に“中肉中背の男女”を前提にお伝えしていたので、「その体位、今の彼じゃ難しいんですけど~」という感想をお持ちの方もいたかもしれません。
では! 今回は男性の体型別に女性が負担を感じずに行えるセックス体位をご紹介したいと思います。
メタボ男子は「浮き橋」
「感触が気持ちいい」「安心感がある」とぽっちゃりした男性が好き、という女性も少なくありません。しかし、セックスの際の定番体位「正常位」では、女性側のお腹や恥骨の上に相手のお腹が乗っかって、負担になってしまいます。そこでオススメなのは「浮き橋」。
女性を横向きに寝かせ、男性は膝断ちになります。女性の腰を下から支えながら、挿入。ペニスと女性の膣口が真っすぐ垂直になるように体勢を整えれば、ほかの体位では感じられない深い挿入感を感じることができます。
女性が自分で腰を動きやすい体位でもあるので、お腹の重みで自分で動きにくい男性が相手でも問題なし! ※メタボ男性以外にも、小さめ女性にもオススメ。
長身男性は「本駒駆け」
背が高い男性とのセックス、後ろから包まれる感覚が醍醐味のひとつですよね。そんな背の高い男性といたすなら、安心して椅子のように座れる体位「本駒駆け」はいかがでしょうか。
足を伸ばし気味、もしくは体育座りになった男性の上に女性が後ろ向きで跨って挿入します。挿入して自分で腰を前後やグルグル回してもいいですし、男性の太ももや膝あたりに手を置きながら少し腰を浮かせるようにすれば、男性が下から突き上げやすいです。鏡の前で行うと、安心感加えて興奮度もアガりそうです。
小さめ男性は「うしろやぐら」
女性より男性の身長が小さめのカップルの場合、たとえば正常位の際、キスをしにくかったり、キスをしようとすると挿入が浅くなってしまうことがあります。なによりも惰性自身がコンプレックスを抱いている男性もいるでしょう。そんな小さめの男性に程よいのが「うしろやぐら」!
いわゆる「立ちバック」のことです。これ、背の低い女性と背の高い男性だと、女性側が結構ツライ体勢ですよねぇ~。はい、私もつま先立ちで足がつってしまった経験者でございます。その点、相手男性が同じくらいの身長なら、スムーズに行えるのです!
女性が壁に手をついて、男性が女性の腰に手を添えて支えればバランスを取ることができます。Gスポットも狙いやすく、女性が腰を突き出せば深い挿入感が得られます。
ぽっちゃり同士
下っ腹に悩むのは男性だけではありません。女性だって年齢とともに出てくる、そしてなかなか落ちない肉……下っ腹。お互いにお腹ぽっこりのカップルにトライしていただきたい体位は「松葉崩し」!
女性は、仰向けまたは横向きで両脚の間にいる男性の肩に片脚を乗せます。想像以上にキツくないですよ~。男性と足と交差させられる体勢なので、太ももやお尻の肉の抵抗がなくなります。さらに、深くまで挿入できるので中イキしやすい体位でもあるんです!
そのほかにも、たとえば、男性がマッチョなら女性の両脚を持ち上げながら抱き上げて、女性は男性の首に両手を回す、チョコボール向井さんでお馴染みの体位「駅弁」など、お互いの体型によって、気持ちいい体位を見つけてみたり……セックスを楽しんでください♪