韓国には数多くの日本企業が進出し、現地で働く日本人駐在員の数も多い。家族を連れて引っ越す人、単身でやってくる人それぞれいるが、今回登場するカップルは、妻や子どもと一緒にソウルで暮らす日本人駐在員男性タカヒロさん(30代)と、夫についてソウルにやってきた駐在員妻サキさん(40代)。そう、ダブル不倫 in ソウルなのだ。
日本人駐在員は多くいるが、その世界はかなり狭い。ほとんどが日本語が通じる同じエリアで暮らしていたり、子どもたちが日本人学校でクラスメイトだったりして、意外とすぐに繋がってしまう。
そんななかで堂々と不倫を楽しむタカヒロさんとサキさん。あ、堂々としてるのはサキさんだけか。タカヒロさんはいますぐにも関係を切りたいと嘆いているが……。
ふたりの出会いは、サきさんら駐妻チームが定期的に開催する合コン。当初は未婚、20代の韓国人男性をターゲットにしていたが、いつのころからそこに日本人男性、それも自分の夫と同じ駐在員も混ざるようになっていった 。
最近この合コンに参加したばかりの駐妻情報によると、サキさんは自分の夫の会社名を相手の男性たちには秘密にしているが、実際のところはバレバレなのだそう。
ちなみにサキさん、自称「美魔女」。たしかに美人っちゃー美人だし、老けてないっちゃー老けていないのだが、生活感はある。そこそこな感じ(笑)。彼女はこの合コンを完全なる“ヤリ目的”にしていて、気に入った年下韓国人が見つかればすぐにエッチはするが、深入りすることはなかった。「旦那とはレスなの~~」といって、そのストレスを発散する目的で楽しんでいたのだが、タカヒロさんと出会ったことで、それが変わってしまった。
一方のタカヒロさんは新婚さん。韓国転勤が決まり、つき合っていた彼女と慌てて籍を入れてソウルに引っ越し、それからすぐに赤ちゃんも生まれた。妻に不満はなく、いまの生活にも満足しているが、「ついついつき合いで合コンに参加しちゃった」ことで、とんでもない目に遭うことに。
知り合いの駐在員仲間から誘われて参加した合コン。相手は韓国女子だと思っていたら、待っていたのは日本人女性。それも全員駐妻。
「まじか! って思いましたよ(笑)。でも帰るわけにもいかないし、そのまま楽しく飲みました。女性たちが男の座る席を決めたんですが、僕は真っ先にサキさんに呼ばれて、隣に座るように指示されました」
サキさんから、「昔のカレに似てるー!」とか「顔がエロくて好き!」とか猛烈にアピールされたタカヒロさん。
女性から攻めに攻められる
「年齢はアラフォーとしか聞かされませんでしたが、そのわりにはキレイだし、いい匂いもするし、ノリもいいんで、悪い気はしませんでした。でもその気はまったくありませんでした。これっぽっちも。でも酔っぱらった彼女が僕の頬をつねってきたり頭を撫でできたり、イチャイチャ攻撃が激しくて、僕も酔っぱらってたから彼女の頬を触っちゃったんですよ。そしたら彼女がすっごく喜んじゃって。いま思えばあれが完全にマズかったな(笑)」
タカヒロさんから頬を触られたことで、テンションが上がりまくったサキさん。「トイレについてきて~」といってタカヒロさんを連れ出し、みんなから見えないところでキスを迫った。
「キスしましたよー。何度も何度も。だってずっと『キスして~』って連発するから(笑)。彼女たちは門限があるので、さすがにその日はそれ以上のことはありませんでしたが、次の日からLINEで頻繁に連絡が来ました。最初は上手にかわしてましたが、これ以上避けられない雰囲気になり、合コンから2週間後にふたりだけで飲みに行って、そのままホテルでエッチしました」
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