11月9日に映画『リベンジgirl』のクランクアップ会見が行われ、主演を務めた桐谷美玲(27)と、共演の劇団EXILE・鈴木伸之(25)が登場した。
同作はフラれた相手を見返すために、女性初の総理大臣を目指す宝石美輝が主人公。東大首席でミスキャンパスグランプリでもある才色兼備の美輝だが、性格は自意識過剰で“性格ブス”な女という設定だ。
桐谷は今回の会見で、美輝について「とにかく自信に満ち溢れていて、なんでもナンバーワンになりたい子」と説明。そして「美輝は“性格ブス”と言われてますけど、自分にないものを出して一生懸命演じました。私の持っているものの中では最高に性格ブスな感じ。上から目線での発言、行動を心がけました」「私は真逆で自信もないし、目立ちたくないから家に引きこもっています」と、役柄が自身の性格とかけ離れていることを述べた。
するとネット上では「さすがにモデル・女優のクセして、自信がないとか目立ちたくないってないわ~」「インスタで自撮りしまくって何言ってるんですか」「そんなことを桐谷がいってもあざとさしか感じない」といった声があがり、なぜか桐谷がウソをついているかのように叩く人々が出没している。
しかし桐谷は前から同じような発言をしていた。今年の夏に放送されたドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)では、ファッションやメイクに疎く、自分に自信がない主人公を演じていた桐谷。彼女はこの役を演じるにあたって、役柄の自信がない性格に「すごくわかる」とコメントしていた。「私もこういう仕事をさせていただいてるけど、本来は教室の隅っこにいたいタイプなので」と『ザテレビジョン』(KADOKAWA)の取材で答えていた。桐谷自身、“芸能界にいるくせに”目立ちたくない性格という自覚はあるようで、前述の会見での発言もとってつけたようなウソとは思えない。
もしも『リベンジgirl』の役柄と同じく「自分に自信があります! なんでも自分が一番目立ちたいです! ナンバーワンになりたいです!」とコメントしたところで、もっと叩かれてしまうのは確実。かといって桐谷のようなビジュアルの芸能人が謙虚になりすぎてもウソくさく映るのは仕方がないかもしれない。正解はどこにあるのか……。ただ、ビデオリサーチ社が実施している『テレビタレントイメージ調査』2017年8月度調査で女性タレント1位の新垣結衣(29)は、ことあるごとに「自分に自信がない」「根暗」と発言しているが、桐谷のように叩かれたことはない。そう考えると、結局は好感度次第ということなのだろうか。
(ボンゾ)