元でんぱ組.incの最上もが(28)が、11月29日放送『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で“男性不信”な心境を語っていた。かねてより男性との交際経験がないと公言している最上だが、既婚男性から言い寄られることはたびたびあったそうで、最上は番組で「好きな人はできないですね。別に今、何も興味がないので。いたら楽しそうだなとは思うんですけど、人を好きにならないんですよね、あんまり」「付き合うっていう感覚はわからないかもです」と話した。
芸能界に入ったことで、そうした恋愛観が形成された節があるという。「業界の人って適当な人がすごい多い。『かわいいね』って寄ってきても、付き合おうとか言わずに……。彼女いるとか結婚してる人からも『かわいいね』『好きだよ』って言われたことがあって、あーそっかってなって」と、性的な関係のみを目当てにする業界人男性たちを批判。男性たちに対して「絶対一途じゃないと思ってます」と不信感を抱いていることを明言した。
実は最上は約一ヵ月半前にもこれとほぼ同じ話をテレビバラエティで披露している。というか、恋愛ネタを振られたらこう返すしかないのだろう。10月17日放送された『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)で、男性と恋人として付き合った経験がないことについて、「付き合うって口約束みたいなところがある。みんなすぐウソつくし、どうせ裏切るだろうとか思うし、傷つくくらいなら関わりたくない」と理由を説明。
男性から「好き、付き合いたい」と告白されたことはなく、しかし既婚男性から肉体関係を持ちかけられた経験は「結構ある」そうで、「結婚する気もなければ、付き合う気もなくて言ってくる。嘘をそんな簡単に言えるんだってちょっと怖くなりました」と最上。結婚願望もないと話していた。
こうした一連の独白をそのまま受け取るならば、最上はなぜか既婚者から遊び相手としてチョイスされることが多いようだが、最上自身はそんな既婚男性になびいてしまったことはないのだろうか。それとも、相手の言う「かわいいね」「好きだよ」を真に受けて関係を持ったものの傷つくことになり、それを自分自身は「男女交際」と認めたくないということなのか。
実は『有田哲平の夢なら醒めないで』放送後、コスプレイヤーのうしじまいい肉氏がTwitterで「もがちゃんは男と付き合ったことが無いは嘘じゃないかもしれないですが、男とやったことはあると聞いています/やった男の人の嫁が言ってました」と発信していた。その“嫁”から最上本人の耳にも漏れ伝わって「言いふらされた」と傷ついたか、あるいは浮気相手として修羅場を経験したか……いずれにしろ男性不信になるのも納得の話だ。
ただ、芸能界、特に最上およびでんぱ組.incの周囲には、相手が傷つくことも構わず「好き」と囁いて弄ぶ男性が多いとしても、別の場所へ行けばそうではない男女がいるわけであり、せっかく脱退し存分にネットゲームをする時間も確保できる今だからこそ、今までとは違う世界へ行き「ひどい人間ばかりではない」と知ってほしいものである。