2017年は多くの俳優が大ブレイクした。ORICON NEWSが発表した『2017 ブレイク俳優ランキング』によると、1位竹内涼真(24)、2位高橋一生(37)、3位山崎賢人(23)、4位坂口健太郎(26)、5位賀来賢人(28)、6位工藤阿須加(26)、7位成田凌(24)、8位間宮祥太朗(24)、9位千葉雄大(28)、10位野村周平(24)。
17年の上半期の時点では、1位高橋一生、2位坂口健太郎、3位山崎賢人、4位竹内涼真、5位大谷亮平(37)となっていたが、竹内は7月期のドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)や10月期のドラマ『陸王』(TBS系)が大ヒットして猛追した。
一方、高橋は1月期のドラマ『カルテット』(TBS系)で人気上昇するも、サービスカット(ヌードやラブシーン)を多めに披露した10月期の月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)が作品視聴率としては大コケ。坂口も、1月期のドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)で大好評を博すも、7月期の日曜劇場のドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)が伸び悩んだ。また、両者とも竹内よりも以前から知名度が高かったことがランキング順位に影響したのだろう。
昨年の同ランキングの結果は、1位菅田将暉(24)、2位山崎賢人、3位坂口健太郎、4位野村周平、5位山崎育三郎(31)、6位加藤諒(27)、7位岩田剛典(28)、8位竹内涼真、9位千葉雄大、10位片桐仁(44)と10人中5人が17年版にもランクインしている。17年に惜しくも“大”ブレイクとまで飛躍しなかった俳優が、18年は怒涛の活躍を見せる可能性もありそうだ。
まず工藤阿須加。17年は『就活家族~きっと、うまくいく~』(テレビ朝日系)や『カンナさーん!』(TBS系)に出演して存在感を発揮したが、18年は既に月9ドラマ『海月姫』(フジテレビ系)に出演することが決まっている。役柄は、映画版で長谷川博己が演じた”イケメンエリートだけど女性が苦手な童貞”というわかりやすい愛されキャラで、ドラマがヒットすれば真っ先に人気が出そうなポジションだ。
成田凌も引き続き活躍が期待できそう。17年は出演した『大貧乏』『人は見た目が100パーセント』(ともにフジテレビ系)が低視聴率を記録してしまったが、その後に『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(フジテレビ系)が大ヒット。同作は18年7月に劇場版が公開することも決定している。ただ、10月に戸田恵梨香(29)との熱愛報道が出た際の対応がカッコ悪かった点はやや評判を下げた。
間宮祥太朗もまだまだブレイクする予感。17年はドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)や、映画『帝一の國』『トリガール!』などに出演しており、18年には木村拓哉(45)主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)、松坂桃李(29)主演映画『不能犯』への出演が決定している。12月11日に放送された『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)ではMCを務めるなど、俳優以外にも多方面で活躍する可能性もある。
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