イマイチ言葉にしにくいですが、“セックスのセンスが圧倒的にない男性”っていますよね。セックスって相性なので、合わないものは仕方がないと思うのですが……。
ですが、数多くの男性を相手にしている風俗嬢いわく、セックスの上手い・下手には、各々特徴があるそうです。今回は、現役ソープ嬢のりりあさん(仮名/23歳)に“セックスが上手い男性”と“下手な男性”について聞いてみました。
上手い男性「女性の反応を見ながら責めてくれる」
「お客さんの幻想を打ち砕く発言をすると、私は仕事では気持ちよくなりたくないんです。他の子はどうかわからないけど、少なくとも私は。イカせたがるお客さんも多いけど、お仕事でイッたことはないかな。でも、気持ちよくなっちゃいそうなテクを持つお客さん、いるにはいるんです」(りりあさん)
<りりあさんが思うセックスが上手い男性>
・すぐ責めるのではなく、ソフトなタッチからスタートする(キスやフェザータッチなど)。
・痛くないかどうかを確認しながら、責めの強弱の調節をしてくれる。
・敏感な性感帯(乳首やクリトリス)を責める時、いきなり「強」で触らない。「弱」から次第に強さを調整する。
見ればわかるように、女性のことを気遣ってくれる男性ですね。りりあさんも「たまに、“勝手に自分の中の正解の責め”みたいなものを押し付けてくる人がいるけど、それは人によって違うから。女性の反応を見ながら、調整してくれる人がいいですね」と話します。
下手な男性「緩急がないから気持ちよくない」
「下手な男性は、言ってしまえば上手い男性の逆。独りよがりのセックスをする人ですね。自分の欲望だけを解消しようとする男性とのセックスは最悪。風俗なら『お金をもらってるから、(限度があるけど)ある程度は我慢しよう』と思えるんですが、プライベートだったら『やめて』って即拒否ですね」(りりあさん)
<りりあさんが思うセックスが下手な男性>
・“あるある”だけど、AVを参考にしているかのような強い責め(ガシマンなど)。
・前戯ナシ&ちゃんと濡れてない状態で挿入してくる。
・緩急がないため、性感帯を触っていたとしても、気持ちよくもなんともない(すなわち、相手の反応をまったく見ていない)。
・セックスが下手な男性はキスの時点で下手(小鳥のように、チョンチョンついばんだりする)。
気持ちよくない触り方だとたしかに、性感帯を責められていたとしても、なんともないことありますね……。「正直、セックスは経験がモノをいうところもありますよね。経験が少ないと、どう責めていいかわからないってのもわかるし。でも、反応を見ながら責めてあげるだけで大分女性側が受ける印象も違うと思う」と、りりあさん。
りりあさんが言う、「相手の反応を見ながら責める」という点は女性→男性の責めにおいても重要な要素です。私も今一度、自分のセックスを見直してみようと思います。