初めまして。恋バナ収集ユニット・桃山商事の清田と申します。失恋した女性、恋愛のことで悩んでいる女性の話に複数の男でひたすら耳を傾ける「失恋ホスト」という活動をしています。そこで聞かせてもらった恋バナを、コラムにしたりラジオでしゃべったりしながら生計を立てております。胡散臭い活動で恐縮です……。
桃山商事が発足して今年で13年目になりますが、これまで400人近い女子から恋の愚痴や悩みを聞かせてもらいました。みなさん本当に様々な事情を抱えており、恋の悩みは尽きないものだなあと、つくづく思います。
そんな活動を続ける中で、ひとつの法則を発見するに至りました。それは、「恋愛で起こる悲劇は、99%、男が悪い」というものです。もちろんこれは極めて偏った意見であり、世の中には悪徳な女性も、素敵な男性も、たくさんいると思います。しかし、女性たちの悩みや愚痴を通して見えてくる男たちの姿があまりにもクソすぎて、どう考えても男が悪いとしか思えないのです。そして、自分もまたそんな男の一員であり、毎度猛省させられる日々を送っています。
以下、女性たちの話を通じて見えてきた「男たちのクソな性質」を列挙します。これが女性の目に映る男の姿です。特に男子のみなさんは、ぜひ耳をふさがず聞いていただけると幸いです。
1.耳の痛いことにはすぐ耳をふさぐ
2.見たくないものから目をそらす
3.夢見がちのくせに、何ごとも具体的な計画性に欠ける
4.プライドは山のように高いが、努力は嫌い
5.自分が悪者にならないためのロジックを構築するのだけは速い
6.やたらと“初めての男”になりたがる
7.彼女の女友達に会おうとしない
8.話し合いを求めるとすぐに「叱られる!」と受け取る
9.ぞんざいに扱うくせに、彼女が素っ気ないとすぐ不安になる
10.無力な女、大人しい女、自信のない女が大好き
11.変化が大嫌いで、現状維持が大好き
12.精神的に優位に立とうするが、見下されることには敏感
13.自分よりも能力や経験値の高い女子を嫌悪する
14.いつも同じようなものばかり食べている
15.2つ以上のことを同時に考えられない
16.俺はまだまだこんなもんじゃないと無根拠に思い込んでいる
17.人から頼られたいけど重いと感じたらすぐ逃げる
18.自分の感情を言語化するのが苦手
19.女性の生理のことを知らなさすぎる
20.ちょっとでも体調が悪くなると大げさにわめく
21.女の人には性欲がないと思っている
22.「仕事が忙しい」を理由にいろんなことを先延ばしにする
23.女の人からケアされることを当たり前だと思っている
24.付き合うと怠慢になるくせに、別れを切り出された途端に焦り出す
25.他人には興味ないくせに、「僕を見て!」願望がハンパない
26.結婚も出産も自分のタイミングで決めるものだと思っている
27.生活環境や人間関係に対するメンテナンス意識が希薄
28.面倒くさいことに対して思考をシャットダウンできる
29.外敵のいないミニ帝国を作ろうとする
30.これらを読んでも「俺は違う」と思い込むことができる
いかがでしょうか。女性たちには、我々男がこんな風に見えているわけです……。まったく反論できません。そしてこれらは、まだまだほんの一部にすぎません。
これから当連載では、こういった男のクソな性質について、これまで収集してきた恋バナや自分たちの体験を元に、いろんな角度から考えていきたいと思います。男が変わらないと、多分この先、恋愛はどんどんつまらないものになってしまうと思うので。
というわけで、どうぞよろしくお願いいたします!
■桃山商事/二軍男子で構成された恋バナ収集ユニット。失恋ホスト、恋のお悩み相談、恋愛コラムの執筆など、何でも手がける恋愛の総合商社。男女のすれ違いを考える恋バナポッドキャスト『二軍ラジオ』も更新中。コンセプトは“オトコ版 SEX AND THE CITY”。初の著書『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)が2月20日に発売。