皆さん、いかがお過ごしでしょうか。「messy」のミュージック担当・ロリルミです(いま勝手に決めました。怒られたらどうしよう……)。
私はコラム内でもちょこちょこ書いているように、生粋のブラック・ミュージック好きです。中でも、洋楽・邦楽問わずHIP HOPが一番好きなんですけどね。そこで今回はいつもとは少しテイストを変えて、シンガーやレコードショップの店長といった音楽通たちが選んだ、セックスシーンに活用できるスペシャルな音楽をご紹介したいと思います。
なんとなくエロい気分に浸りたい時、セックスが始まるまでのいいムードを作りたい時、そして事後のピロートークをロマンチックに過ごしたい時にオススメの曲ばかり。いつものラブタイムをもっと充実させたい方は必見です!!
レコードショップ『LOCOSOUL』マムラ店長が選ぶ「アフターセックスに聴きたい1枚」
セックス後は渋くJazzyなVocalがハマるでしょう。お気に入りはベテランシンガー:Nancy Wilsonの87年発表LP。ベテランならではの安定感、渋み、表現力、どれも最高です。邦題は『かなわぬ恋』ですが、そこら辺は気にしちゃダメですね(笑)。プロデュース&編曲してるのが日本人ということでなじみやすいんじゃないかと? 80年代末期のいわゆるブラックコンテンポラリー的括りには、渋めで大人テイストなエロスを感じる良盤がたくさん潜んでますね!
Grover Washington, Jr.との共演曲『Just the Two of Us』でお馴染みの男性ソウルシンガー:Bill Withersのベスト盤。『Just the Two of Us』はタイトル通り、いかにもカップル向けの曲。その他にもソウル史を代表する激シブ曲『Ain’t No Sunshine』、HIP HOP元ネタとしても知られる『Lovely Day』も収録。いずれもBlack Music好きなら一度は聴いたことがある曲でしょう。Bill Withersを聴きながら女性を前にウンチクの一つや二つ語っても良いんじゃないでしょうか。
Jazzを語れるほど精通しておりませんが、Bill Evansのピアノは聴きやすいので一時期ハマってました。20歳位の時に再発盤をゲットして以来のお付き合いですかね。その後も名盤と言われるJazz盤を何枚もトライしてますが、今なお「Waltz for Debby」がセックス後に一番しっくりきます。
セックス後に聴くHipHopと言ったら断然Camp-Loが多いです!! (6)Sparkle、(7)Black Connection、(13)Black Nostaljack、(14)Coolie Highなど、渋め揃いの名盤。何回も出てくるフレーズ“Sonny Cheeba”の響きが妙に心地イイんですよね♪ 音もソウルテイストでオシャレなのがまた良し!
2000年以降の作品だと、Ricky Fanteが特にオススメ。ハスキーボイスにノスタルジックなサザンソウル風サウンドがマッチしてこれまた激渋!! セックス後には“哀愁”と“爽快感”が交じり合った感じがベストマッチなわけですが、今作はその両面を程よく兼ね備えたお手本みたいな1枚。すごくイイ割りにあまり広く知られていないので、余計に愛着が沸きます。
マムラ店長のオススメの1枚が気になった方は、武蔵小杉駅前レコードショップ『LOCOSOUL』へGO!!
『LOCOSOUL』
Soul/Disco~HipHop/R&BまでBlack Musicを幅広くカヴァーし、中古レコード・MixCD・DVDなど取扱い。併設アパレルShop「Hood Rich」も要Check!!
〒211-0004 神奈川県川崎市中原区新丸子東2-925
TEL:044-434-6516
営業時間:月〜土 13:00-22:00 日 13:00-21:00
定休日:第2・第4月曜
HP:http://locosoul.net