8月30日に最新作『TOKYO TRIBE』の公開を控えている映画監督の園子温(52)。そんな彼が26日に出演した『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)にて、“こんな役者は困る”というお題でトークを繰り広げた。
番組内で園は、「困らせる役者さんはいっぱいいるんですけど」と前置きした上で、ある役者が地方での撮影中に突然「東京に帰りたい」と言い出したというエピソードを語った。続けて、「そういう駄々をこねたら『そこをなんとか』ってなだめると思うんですけど、裏をかいてやろうと思って『いいですよ、今すぐ帰って下さい』って言ったら、向こうは『え? 止めないの?』って顔で(本当に)東京に帰ったんです」と話し、「その翌日に、その方が浮気でフライデーされてました」と衝撃的なオチを明かした。
番組放送後、ネットではこの撮影を放棄して東京に帰り、あげくの果てに浮気を報じられた役者の特定が進められた。一部からは、園監督の12年の作品『ヒミズ』での共演をきっかけに16歳年上の新井浩文(35)との仲が深まり、13年6月に「フライデー」(講談社)に新井との焼肉店でのデートを報じられた二階堂ふみ(19)ではないかとの声もある。この時期、二階堂は13年9月に公開された園監督の『地獄でなぜ悪い』の撮影期間であったと思われる。
しかし、新井は独身であるため、二階堂は「浮気をフライデー」されたわけではない(当時、新井もしくは二階堂が実は別の誰かと交際していることが撮影現場では知られていて、「あれ浮気じゃん」と気付かれた、というなら話は別だが)。他に当てはまる人物といえば、09年2月に当時宮崎あおい(28)と結婚していたものの、グラビアアイドルの金原あすか(24)との浮気が報じられた高岡奏輔(32)ではないだろうか。ちなみにその後、金原は突然芸能界を引退している(後に芸名を“愛内りりあ”として復帰)。高岡は同年8月に公開された『ちゃんと伝える』に出演しており、浮気が報道された2月は撮影真っ直中である。
また、12年6月12日に元ダンサーの一般女性と離婚した窪塚洋介(35)は、同月20日にレゲエダンサーのPINKYとの熱愛が報じられ、離婚前からお互いにTwitterで意味深なつぶやきを繰り返していたことから「不倫だったのでは」とささやかれたことがある。彼もまた12年の『ヒミズ』に出演しているが、離婚・不倫報道は映画公開後のことなので該当しない。
それにしても、この浮気をフライデーされた役者というのは、大切な撮影から抜け出すというリスクを背負ってでも浮気相手に会いたかったのだろうか。その結果、浮気が明るみになってしまったのならば因果応報とも言えるが……。
(シュガー乙子)