結局、ビッチも普通の女
また、私はご承知の通り、セックスに重きを置く人間ではありますが、恋人に関しては付き合う前にセックスの相性を確認しておきたいというこだわりはそこまで強くはありません。もちろん、好きになった人がラッキーなことにテクニシャンで絶倫なら最高にうれしいことは間違いないです。しかし、1対1でお付き合いするのであれば、セックス以外に喜びを感じられる瞬間も多いですし(というか、そうであってほしい)、ただ一緒にいるだけで満たされることもあると思うので、セックスでふるいをかけるのはもったいないと思うのです。とはいえ、これは一種の理想論で、私の歴代彼氏がたまたまセックスに問題がない人たちだったからこそ言えることかもしれません。今後の恋愛によっては撤回する可能性も十分あり得ます。
ちなみに、彼氏がいる期間はビッチ活動は完全に休止状態です。過去に、新幹線で3時間ほどかかる遠距離恋愛を2年ほど続けたこともありましたが、その間の私はひたすら彼に会うための遠征費用を貯める日々で、ビッチのビの字もない時間を過ごしていました(しかし、なぜか誰もこの話を信じてくれません)。ビッチとはかけ離れた、いかにも平凡で普通っぽい恋愛をしている時期も当たり前ながらあるのです。
こういった過去の事例を踏まえると、私のビッチマインドはON/OFFの切り替えが非常にはっきりしていると言えるでしょう。表現を変えますと、根っからのビッチではないとも言えます。しかし、それがONでもOFFでも、自分が納得した上でのビッチライフ or NOTビッチライフですから、感情の変化に身を委ねるのみです。
結局のところ、何が言いたいかというと「人の数だけビッチの数がある」ということです。私のように絶賛ビッチ期間とそうでない期間を繰り返して生きているタイプもいれば、彼氏の有無に関係なくビッチな女性、またはビッチとは真逆のタイプであったのに、ひょんなことからビッチ・ポテンシャルが開花してしまった女性もいるでしょう。何はともあれ、自分の意思でビッチライフを謳歌し、なるべく後悔しないように過ごしていきたいものですね。
■Lollipop-Rumiko(ロリポップ-ルミコ)/通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。
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