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激流に身を任せ……ある夏の日の出来事より「チカの南蛮漬け」

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こんにちは 自意識和代で ございます
夏☆ 真っ盛り。日差しも雨もこれでもか !! と降り注いでい……
……る時期も過ぎ、早くも少し秋の気配がしますね。
今年も何事もなく過ぎて行きそうです。
皆様今年の夏はいかがお過ごしでしょうか?
私は大人になってから海や山へ出かける機会がめっきり減っている(と言うより、ない)のですが、昔、素っ晴らしい旅をしたことがあります。
「この旅を超える旅はそうそうないわ」と思う旅でありました。 
珍道中ならちょいちょいあるがのう……。

~回想~

昔々、18歳の私がおりました。
地元の大学へ入り6月頃だったでしょうか。
先輩たちと美術館の喫茶店で寛いでいたところ、バイク3台と車2台での旅の計画話が持ち上がりました。
まず、熊本から大分へ。
大分から船で四国の宇和島へ渡り、桂浜を見て、四国を右斜め上へ移動し、広島の尾道へ行き、一気に大分へフェリーで戻り、帰熊するというものでした。
凄い旅だなと思って話を聞いていると、「お前も行くか?」と聞かれました。
「行きます」
旅の後で聞いたのですが、先輩は本当に私が来るとは思っていなかったので驚いたとのことでした。

社交辞令は嫌いよ!
……新入生で行ったのは私だけでした。

8日間のキャンプと宿生活は本当に濃くて、18歳の純粋な私はキラッキラ! とした心持ちで過ごしました。
あまりにも感動した私は旅から戻るとルーズリーフ19枚の旅日記をしたため、コピーして押しつけたのでした。
旅メンバーは喜んでくれたようですが、
自分の同期に「見る?」と聞いたら「そんなに読めるか!」と一蹴されました。
本人はよかれと思ってやったことも、場合によっては暴力なのだと知りました。

え~。
何から書けばよいのやら。
抜粋しなくては……。

まず、移動は基本的に車とバイク。
宿泊は主にキャンプです。キャンプ4泊、宿に泊まったのは広島へ渡ってから2泊。最後の1泊はフェリーでした。
メンバーは9人。最初は7人。尾道から自由な女先輩2人が合流。

免許取りたてだったT先輩のバイクが出だしでしょっちゅうエンストして暗い気持ちになったり、
桂浜で足元の砂ごと波でえぐられて転んで濡れた後に「立ち入り禁止」の看板を発見したり、
朝6時にラジオ体操が大音量で流れて強引に目覚めさせられたり、
四万十川の流れの速さにおののいてみたり、
支流の河原に簡易トイレを作ったり、車が脱輪して焦ったり、
純度の高い真っ暗な空と輝く星に見とれたり、
早朝の雲海を見渡してみたり、沢の水を飲んでみたり、
尾道にて映画『さびしんぼう』のシーンを再現してみたり、
お好み焼きを食べてみたり、
……とかなり満喫した旅でした。

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自意識和代

人の好意をなかなか信じられず、褒め言葉はとりあえず疑ってかかる。逆にけなし言葉をかけられて「なんて率直なんだ!」と心を開くことがある。社交辞令より愛あるdis。愛がなければただのdis。凹んじゃうよ! ラブリーかつ面倒なアラフォーかまってちゃんである。

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