カラダ・美容

ピル普及を阻む「自然体=健康なはず」という無意識な信仰

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Photo by Sandra Marín from Flickr

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 低用量経口避妊薬(OC、以下ピル)が日本で発売されてから15年。9月1日、「日本人女性は安心・安全にピルを利用できているか」というテーマで、一般社団法人日本家族計画協会理事長/家族計画研究センター所長の北村邦夫氏と、横浜南共済病院心臓血管外科部長の孟真氏が講演を行った。

 日本では1999年6月にピルが承認され、9月に発売が開始された。現在では「月経困難症」の治療薬として保険適用の超低用量ピルも発売されており、10年前と比べれば飛躍的にピルは身近なものになった。値段的にはもちろんのこと、産婦人科・婦人科受診時に「排卵痛・月経痛がツラいならピル飲みます?」と医師から勧められることがここ数年で急に増えたというのも個人的な印象だ。

 しかし、昨年12月以降、ピル服用患者が立て続けに血栓症で死亡したことが報道され、ピル服用者だけでなく医療業界でも不安と動揺が広がっているという。今回のセミナーでは孟氏がこれら死亡症例について詳細を示しながら予防や治療を行う側の診断ポイントなどを解説し、北村氏が日本でのピル普及を阻む要因を分析した。

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ヒポポ照子

東京で働くお母さんのひとり。大きなカバを見るのが好きです。

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