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妻の出奔、高飛車喪男。何気ない相談から壮大なドラマが展開する名作トピ

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Photo by ugurhasekin from Flickr

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 最初は家庭の身近な問題や、恋愛の相談から始まったはずなのに、話は思わぬ方向に進んでゆき、最後は大問題に……というドラマのような展開を見せるトピがたまに出現する。トピが上がってから1カ月後などにふと思い出してチェックしてみると、びっくりするような話になっていたりするのだ。当初の相談からすでに何らかの予感を含んだトピもあり、これは最初から閲覧者の心を掴んで離さない。こうしたトピには名作と呼ばれるものが多く、小町のウォッチャーが小町をやめられない理由のひとつだろう。今回はそんなドラマチックトピを紹介したい。

妻が帰ってきません

 地元の友人の看病のため1泊の予定で家を空けた妻が「思ったよりも病状が重く、余命もわずかと言われている。暫くこちら(地元)で看病してあげたい。帰りの予定が判り次第連絡します」と連絡をよこしたきり帰って来ない、という夫からのトピ。しかも妻は「会社は退職して連絡済み」であることが分かり、クローゼットを見ると妻の衣類はかなり減っていてボストンバッグも見当たらない。これは計画的な出奔か? というわけで、浮気や失踪を疑うコメントが多数寄せられる。

 その後、見舞いの相手は中学時代の塾講師で、当時恋愛関係にあった可能性のある男だったことが分かる。妻はさらに口座からまとまった額を引き出すなど周囲から見れば不可解な行動を続けていて……これらの新事実が徐々に発覚していくという、映画のような話。意を決して会いに行ったトピ主の「一緒に帰らないなら離婚も視野にいれる」という二者択一の提案に乗らず男の元に残った妻に、離婚届を渡す――というところでトピは終わっていたが、その後、報告の別トピが上がっている。それが次頂だ。

妻が帰って来ません その後のご報告

 報告トピでは結局この夫婦が別れることになったこと、妻が持ち出していた金額の詳細が記されていた。最後のトピ主レスの「今日の明け方、妻が骨壷に楽しそうに話しかけながら海辺の町を電車で旅をしている夢を見ました。」という一文で、もしやこれフィクション!? と思った者は少なくないのではないか。ドラマチックトピはこのように、その後の報告までつけくわえてくれることも多いが、たとえ創作であるにしてもちゃんと完結している場合は読後感も悪くない。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

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