アイドルグループを卒業後、キー局のバラエティ番組を席巻する勢いで知名度を上昇させたものの、アッという間に“干され”てしまった芹那(29)。多数のお笑い芸人に口説かれたことを暴露するうち「芸能界イチのモテ女」という称号をつけられるようになり、鼻にかかった甘え声や華奢な体躯、男より強気に出ない柔和な態度などで一時期は「可愛い」「モテるのも納得」と言われていたものだ。ところが一部の芸人が「口説いてない」と口火を切ると、「あの女はウソつきだ」と業界内で魔女狩りがスタートし、ピカピカ輝いていた顔もあっさり「劣化」呼ばわりされるように。今ではすっかり嫌われキャラが定着してしまった。
そんな彼女が、9月30日放送の『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)に出演し、「世間のバッシングに悩んでいる」と明かした。
芹那は、「自らモテると名乗ったわけではない」「キャッチコピーみたいな感じで”芸能界一モテる”とくっつけられるようになって」「声もこういう(特徴的な)感じなので、この声でそのキャラクター設定で、誤解されるようになって嫌だった」と、全盛期の苦悩を吐露。
仕事依頼はたくさん舞い込んできたもののどれも歪められたキャラ設定に沿った内容だったため、「企画で口説かれるとか、モテるとかいうのに出るのが嫌になって、仕事を絞るようになった」と、意に沿わないモテキャラ仕事は極力断るようになったことを告白した。結果的に「やりたいことがわからなくなっちゃった」そうで、「心を削ってまでバラエティに出る必要ない」と現在は考えているそうだ。芸能界を辞めたいと考えることもあるという。
1 2