衰えを自覚した妙齢女性が求めるもの
――セックスする上での基本的な部分ですもんね。
M「最近、自分が昔より格段に衰えてるなって思うんです。20代前半の頃に比べて、見た目も体力も。だから、そんな自分を許してくれる男の人としかセックスできないなって思い始めました」
――すっごーくわかります、その気持ち。
M「昔は自分イケてるとか思ってたし、若さゆえに無敵だったけど、24、5歳くらいから恥じらいの気持ちが出てきて、いまはもう恥じらいしかない。前だったらおっぱい見えそうな服とか着てたけど、いまは和菓子のように全て包んでる(笑)」
ーー年齢とともに、露出がどんどん減っていくという。
M「でも、そういう恥じらいも持ってていいのかなって。いくつになっても努力を重ねてスタイル抜群でお肌もピチピチっていう女性はすばらしいと思うけど、現実的に考えてお金や時間がない限り、それを維持するのは絶対に大変。老化って誰もが避けて通れない道だし、自分がそうなった時に、それでも『かわいいね』って言ってくれる男性とはなかなか出会えないと思うんです。だから、いまは私が脱いだ時にそれを見て『かわいいね』って笑ってくれる人とセックスができればハッピーだし、女として気持ちが楽。無理しなくていいんだなって思わせてくれる人がいるのは大事だと思う。って、私が全く努力しない人みたいになってるけど(笑)」
――老化も全て受け入れてくれる人の存在は有り難いものです。
M「もし、私がミランダ・カーみたいになろうとしたら、1日56時間くらいは必要で、そのうちの50時間くらいは美容のために費やさないといけないと思う(笑)。でも、現実には私は曲作りもしたいし、仕事もしなきゃだし、洗濯や料理もしなきゃいけない。その時間の中でできる、ベストな私を受け入れてもらえればうれしいですよね」
――妙齢女性のリアルですね!!
M「女性は常にかわいくいたいし、キレイだねって言われたいからみんな努力してると思う。化粧品や洋服を買ったり、美容院行ったりダイエットしたり。それで、彼に自分の見た目が好きって言われるのもうれしいけど、人間として求められてるかどうかは自分が太った時にわかるかも。太った自分も『かわいいよ』って受け入れてくれたら彼の気持ちは本物。ただ、リスキーなのでオススメはしませんが(笑)」
――かなり危険だけど、真実の愛を見つけるためには有効な方法かもしれません。今後はシンガーとしてどんな活動をしていきますか?
M「シンガーとして自分で歌詞を書いたり曲を作ることの醍醐味は、自分の経験や教訓を活かせることだと思っていて。今後の理想は、そんなふうに自分の経験を元にした歌を私が遊びまくってた頃と同じ20代前半の人たちに聞いてもらいたいです。20代前半の頃の私には、自分の感情にピッタリ寄り添ってくれるような曲がなかったから、それを自分が作りたいなと」
――女性としてはどんな生き方を目指しますか?
M「かわいげがあって、過剰じゃない程度の気遣いができる女でいたいです。女の人って年を重ねていくうちに図々しくなることもあるけど、そうならないようにしたい。そのために恥じらいを持ったり、他人からどう見られるかを気にすることを忘れないようにして、大人数の場でも気遣いができるようになりたい。日頃からそれをやっていれば、あざとくなく自然にできるようになると思うので。それと、私は見た目がキツイ方なんで、強そうって思われることも多いんですけど、自分の弱い部分も見せられるようになっていきたいですね。素直に生きることを心がけたいです」
――私もそんな女性になっていきたいです!! MARYAさん、ありがとうございました!!
【MARYAさんTwitter】
@MARYA_POISON
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【MARYAさん出演イベントのお知らせ】
10月26日(日)MASEGAKI KNIGHT@渋谷VUENOS
11月3日(祝日)VANILA@渋谷Lounge Neo
11月7日(金)R. Collection@渋谷Glad
11月12日(水) Feelin’ Good@渋谷egg man
■Lollipop-Rumiko(ロリポップ-ルミコ)/通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。