「愛があれば大丈夫! 言葉なんて必要ないわ」--そう話すのは、日本語の話せない韓国人男子と交際中の、韓国語の話せない日本人女子マナミさん。じゃ、2人は何語で会話を? 英語? フランス語?
「共通言語はありません。それでもなんとかなるものです」と笑うマナミさんは、この夏からソウルで暮らし始めたばかりの32歳。語学学校に通う予定はなし。韓国語にはまったく興味がないと言う。興味があるのはただひとつ、韓国人男子だ。
昨年の冬にソウル旅行したときに居酒屋でナンパしてきた韓国人男子をたよって、ソウルにやって来たマナミさん。
「その時にもらった電話番号を大事にとっておきました(笑)。ナンパされてから半年間、一度も連絡したことはありません。ソウルで暮らす時に誰か知り合いがいたほうが安心なので連絡したんです」
ナンパして一度だけ居酒屋で飲んだ日本人女子のこと、相手は覚えていたのだろうか?
「う~ん、それはどうだったんでしょうね(笑)。とにかく電話で『チング、チング、イルボン チング、ボゴシッポ、ボゴシッポ(友だち、友だち、日本の友だち、会いたい、会いたい)』と伝えて、次の日に無事に再会しました。会うのは8カ月ぶりぐらい。正直、こんな顔だったっけ? ってのはありましたけど(笑)、その日をきっかけに彼と付き合うことになりました」
本当に通じてる?
彼もマナミさんも、お互いの言語を「基礎の基礎の基礎ぐらいは話せるので、それでなんとかやってる」のだそう。この日マナミさんとカフェにいた時、ウワサの彼から電話があった。マナミさんは「カペ、カペ、チング、カペ イッソヨ(カフェ、カフェ、友だち、カフェにいます)」というのを10回ぐらい叫んでいたが、彼にはいっこうに通じない様子……。ちょっとちょっとちょっとー、基礎の基礎の基礎の会話ですら成立してないみたいだけど、ほんとにそんなんで大丈夫?
そこでマナミさんの口から飛び出したのが、冒頭の言葉だ。
「会話ができなくてもエッチはできます(笑)。私たちエッチの相性が最高なの。最初にエッチをした時、途中で彼が突然携帯をいじりはじめて、何してるんだろうって不思議に思っていたら、画面をこっちに向けたんです。そこには日本語で『気持ちいい?』と書かれていました。翻訳アプリを使って訊いてくれたんですよ~。可愛いでしょ(笑)。今でも何か伝えたいことがあれば、翻訳アプリをフル活用してます」
マナミさんからは「できれば彼と結婚したい」との発言も。「彼とは運命だと思います。エッチの相性がいいのもありますけど、一緒にいると安らぐんです。こんなことを感じる相手は初めて。彼は私の部屋から仕事に行くことも多いので、ほぼ同棲状態です。このまま結婚して一緒に暮らしてもいいかな~って思います」
彼が仕事に行っている間は、日本人の友だちと遊んで過ごすマナミさん。「でも友だちはみんな語学学校に通ってるから、ランチを食べる相手がいなくてさびしい」と話すが、「私は語学学校には通いません」ときっぱり。「友だちからも、韓国語を勉強したほうがいいって言われますが、興味がありませんし、必要だと感じないんです。そんな状態で学校に行っても意味ないですよね」
ちなみにマナミさん、カフェのトイレットペーパーが切れていてスタッフに「トイレ、ペーパー、カミ、カミ、プリーズ、プリーズ」と連呼するも、まったく通じていなかったが……。だ、大丈夫か?
■韓 美姫/先日スーパーで買い物中のペ・ヨンジュンに遭遇。顔がまん丸、体も少しぽっちゃりしてたから二度見しちゃいましたけどww