この行き過ぎたジャニーズへの配慮にはネットから「これが公共の電波を使った報道?」「笑えない」と呆れた声が殺到。テレビという報道機関の立場が問われる結果となった。
ジャニーズにまつわる報道規制はいまに始まったことではない。過去にSMAPの稲垣吾郎(40)が道路交通法違反ならびに公務執行妨害の容疑で逮捕された際に、「稲垣容疑者」と報じることをためらったテレビ局が「稲垣メンバー」と称したこともある。どう考えても不自然すぎる言い回しだが、これがジャニーズとテレビ局の力関係の表れなのだろう。タレントを起用する側のテレビ局よりも、多くのファンを持ち視聴率を期待されるタレントを抱える事務所の方が圧倒的にパワーがあるのだ。
なお、山下は本日22日の夜に主演映画『近キョリ恋愛』のPRイベントに出演する予定で、ジャニーズ事務所は「詳しいことは本人の口から説明させていただきます」としている。山下はこの件についてどう語るのか、そして錦戸、赤西はこの状況をスルーし続けるのか……。
(ルイコスタ松岡)
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