連載

韓国人男性「ココがかっこいい!」――その男っぽくて人情味ある生態

【この記事のキーワード】
Seoul51

こぎれい系の男子でも意外に硬派! Photo by Mònica Rubio Photography from Flickr

 韓国男子の生態や性については、いまや日本でもたびたび記事で見かけることになった。

 どちらかと言うと肉食系であること、亭主関白であること、結婚すると家族の行事が多くて面倒だということ、○○○が小さいこと、日本の女の子が好きだということ、家では日本産のAVをよくみること、軍隊に行くこと、マザコンであること、お酒を良く飲むこと--などなどである。

 こうしてみると……あまりポジティブな面がない。そこで今回は韓国人男子のイメージのバランスをとるために、僕が「かっこいいな」と思った韓国男子の生態を紹介したい(なお、この話はまったく主観的な評価が基になっています。共感できなかったらすみません)。

後輩や部下との食事は基本、奢る

 これは、韓国だとごく日常的な風景である。当然、例外もあるだろうけれど、僕はほとんどみかけたことがない。韓国では、お金を使う場合、クレジットカードを使用するケースが日本より多い。大人数で食事を一緒に食べると、会計時に新入りや一番年下の子にカードを渡し「清算してこい」とさらっと言う。

 一度は、僕と、知り合いの韓国人の先輩とその彼女の3人で食事をする機会があった。ひととおり食事を終えたあと、先輩は「今から僕クンと遊びに行くから」と彼女に言って先に帰らそうとした。もちろん、彼女は不満タラタラである。先輩と彼女がしばらく言い争った後、彼女は不機嫌な様子で帰ってしまった。

 するとその先輩は、友達を呼びだした。そして友達に「すまんな」と言い、お金を借りて清算していた。先輩は持ち合わせがなかったのである。先輩は彼女にカッコ悪いところを見せたくなかったらしい。僕に言ってくれればよかったのにと思ったし、こだわっている部分がよくわからなかったが、なんとなく「かっこいいな」と思ってしまった。

 ちなみに、女の先輩もかなりかっこいい。男であっても年下で後輩ならかなりの確率ですぐ奢りたがる。

異様に面倒見がいい

 僕が韓国に行くと、韓国の男性の知り合いは異様なほど面倒をみてくれる。下手すれば、寝る時間以外は常に行動をともにしようとする勢いである。仕事とか大丈夫ですか? と思うのだが、できるだけ時間を割いて面倒をみてくれる。みな決まって「ひとりじゃ心細いだろう」と心配してくれる。

 一度は、韓国のゲストハウスではじめて会った韓国人男性が、1日中街を案内してくれた。もちろんご飯も遊びもすべて面倒見てくれた。そして、僕がソウルから釜山まで行くと言うと、ひとりで大丈夫か? と、道中何度も連絡をくれた。ちなみに、最終日にはその男性とロッテワールドに行って、ジェットコースターに乗った。

 僕は当初、その男性がゲイで、僕の体を狙っているのではと勘ぐったが、そうではなかった。ロッテ―ワールドには、彼の2人の子供も一緒に来ていた。本当に、ただ心配なだけだったようだ。ちなみに、タイでは同じようなケースで、危うく唇を奪われそうになった。

 逆に、韓国人の知り合いが日本に来たときは、「ひとりじゃ心細い」と正直に話してくる。その気遣いと、正直さと、人に対して距離が近い部分は「かっこいいな」と感じる。

結婚観が硬派すぎる

 一度、知り合いと酒を飲みながら、結婚について話したことがある。僕は日本では共働きではないと結婚が難しかったり、家事を分担したりするのが当たり前だと話した。そして、みんな面倒くさがって、結婚率が下がっているという話をした。すると、その韓国人男性はソジュ(=韓国の焼酎のこと)を一気に飲み干してこう話した。

「それは、男がナヨナヨしてるんじゃないか? 男が覚悟を決めれば女はついてくる。ある女性と懇意になって、その女性を最後まで面倒見る覚悟を見せれば、結婚を断る人はそう多くないはず。ヒョンニン(=お兄さん)の考えが少し古いのかもしれないけど、男が女性のことを〈もうひとりの子供〉だと思って責任を持つ気概があれば、全部うまくいく。みんなが結婚しないのは、その気概がなくなったからだ

 ジェンダー論者からすると少し異論も出そうなコメントだが、僕は正直「かっこいいな」と思ってしまった。ちなみにその男性は、一度結婚に失敗している。

1 2

河鐘基

エンターテイメントから政治まで、韓国の社会問題を広範囲に取材。雑誌やウェブ媒体を中心にライター活動を展開中。K-POPも好きだがAKB48の方が好きという、韓流ライターにあるまじき趣味を持つ。さらに正直に言えば、ローラのほうが好き。

[PR]
[PR]

messy新着記事一覧へ

アジア親日の履歴書