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マザコン男だけはマジで勘弁

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 ohanachan_topill

初めて付き合った彼は、マザコンだった。
9歳年上の人でした。
私大のロースクールに通っていて、一人暮らし。仕送りは多分もらってたっぽい。
彼がマザコンだということに、最初は気づかなかった。
お母さん想いの優しい人だな、くらい。

彼は月に2〜3回、ママの住む横浜まで出向き、一緒に買い物デートをしていた。
更には、ママが洋服を選び、それを買ってもらっていた。
そして食事をして、一人暮らしの自分の家に帰ってくるというパターンだった。
ママが選ぶ服はほとんどチェックで、赤が多かった。言わなかったけど、ダサかった。

そこらへんから、なんかマザコンくせーな? と感づく。

当時、週末は彼氏の家に入り浸る不良娘(笑)だったので、付き合っていた一年間の土日はほとんど彼といた。
私は料理が好きで、愛する人のためなら家事も喜んでする重い女だったので、なんでも率先してやった。
彼は片付けがとても苦手で、数日会わないだけで部屋をゴミだらけにしていた。
「好きな人を出迎える、という気持ちがこいつにはない……」と確信したとき、私はやっと気がついた。

私、お母さんになってる。

そう、私は彼のママ代わりになっていた。
洗濯をし、掃除をし、料理を作る。
更にはセックスもするんだから最高のママだ。

自分自身が招いた結果ではあったが、とても悲しかった。
甘えさせすぎた。もうお母さんになるのは辞めよう。そう決意した。
いつものように、私がゴミ拾いをしていたとき、彼はネトゲに夢中だった。
『ねえ、少しは手伝おうかなとか思わないかなぁ?』
すると彼は、こちらを向きもせずにこう言い放った。

 

『お前が好きでやってるんじゃないの?』

 

私は手に持っていた、彼の食べ残しのオニギリをゴミ袋にブチ込み、『いつまでたってもお子様気分か!? あたしゃあんたのママでもなんでもありません!! SAYONARA!!』と叫んだ。

別れて欲しいと頼んだとき、彼は赤ちゃんのように泣きわめいて『俺が悪かったよぉ〜』とすがりついてきたけれど、ほんっとーに愛されてる実感がなくなったのでサヨナラしました。
私が彼をそうさせてしまったのかもしれないけど、根がマザコンな男性はマジで無理と思った出来事でした。

それでは聞いてください、

チェッカーズで「I love you , SAYONARA」

■おはなちゃん/ オープンスケベ。4歳で初めて股をこすってから、性に目覚めた21歳。普段は女子大生、事務アルバイトをこなしながら日々性をを楽しんでいる。おじさんキラーであり、現在24歳年上のおじさまとお付き合い中。

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おはなちゃん

オープンスケベ。4歳で初めて股をこすってから、性に目覚めた22歳。普段は女子大生、事務アルバイトをこなしながら日々性を楽しんでいる。おじさんキラーであり、現在24歳年上のおじさまとお付き合い中。

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