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食べてイク女性がいる!? 演技なのかガチなのかを本気で検証してみました

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好物を食べると興奮はするけど…。 Photo by Albarracin Jorge from Flickr

 ハイカロリーの食品を食べると性的興奮を覚え、オーガズムに達する女性ーーそんなビックリ記事を見つけました。米国人女性・ガビィ・ジョーンズさんの体重は270kg! 記事によると彼女は、自分が高カロリー料理を食べるながらイク様子を、動画で公開しているのだとか。それはぜひ見たい……と思ったのですが、発見できませんでした。閲覧にはお金を払わなければいけない(それが彼女の食費となる)ようなので、きっと一般に公開されてはいないのでしょう。

 ガビィさんは、とってもチャーミングです。そして太っている自分に誇りを持っています。別の記事では「私の身体って、肉感的でセクシーでしょ。太った身体はアート作品なの。自分自身で最高傑作を作り出しているのよ」と語っています。そして、ヘソ出し……というかお腹全開のセミヌードも披露しています。エロティックと感じるかどうかは人によって分かれそうですが、キュートで力強いです。

 でも、いくら好きな食べ物でも「食べて、感じて、イク」とは、にわかに信じがたい……。おいしいものを食べて興奮する経験は私にもありますが、それは性的興奮とは明らかに違います。記事では、医師による検査を受けた結果「めずしい病気と判明した」とありますが、本当なのかなぁ?? 彼女の魅力とは別に、これには半信半疑です。

 それとも「女性はイッたふりをする」というのが、ほぼ当たり前のこととして定着しているのは、日本だけのことなのかしら? だから、視聴者の男性は彼女のオーガズムを見て「これは演技」だとは思わないのかしら?

 ここmessyでもたびたび取りざたされている「イッたふり」問題。雑誌のセックス特集に付き物のアンケートを見ても、日本では演技をする/したことがある女性のほうがマジョリティだとわかります。

 いまでは「イッたふり・感じる演技をしても自分が疲れるだけだし、セックスが面白くなくなるだけ」と考えている私ですが、よくわかっていない時期もありました。そもそも10代のとき、ロストバージンを前にした私にとっての最大の悩みは、「声って自然に出るものなんだろうか? ちゃんとアンアンあえげるだろうか?」だったのです。

 いや~、毒されていますね~。それまでに友人たちと冷やかしでAVを観たことは何度もあったため、「セックスのときは声を出してあえぐ、イクときはさらに大騒ぎしてあえぐ」というのが、処女の頭にもしっかり刷り込まれていたのですね。かくして初Hで意外にもスムーズに声が出たとき、「あっ、いまの私、AVみたくなかった!?」と思ったのは、こうしてふり返ると笑い話のようです。

海外の女性は、演技しない?

 ポルノ映像はどこの国にもあるけれど、海外の女性は、そんなことを考えないのだろうか? と考えたとき思い出したのが、小説『ここは退屈迎えに来て』です。地方都市を舞台に、いまの自分に不完全燃焼感を抱いている女性たちを描く短編集ですが、そのなかの一篇に、米国からの留学生が日本でクラブに遊びにいき、ナンパされ、いざロストバージン!……というものがありました。

 (以下、ネタバレ含みます)その様子が、彼女と唯一親しくなった日本人女子の視点でつづられます。留学生といっても特別かわいくもなければ、おしゃれでもない。そして彼女は結局、脱・処女できませんでした……その理由が、あえぎ声。獣がうなっているような、または大地からわき上がってくるような、あえぎ声……。アンアンと幼稚でかわいらしいあえぎ声を聞き慣れている日本人男子は、すっかり萎えてしまったようです。

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桃子

オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

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