久々となる夫婦そろってのテレビ出演を果たした彼らだが、やはりというか「たかじんの件があったから良妻アピール?」とのネガティブな反応が目立つ。のみならず、視聴者からはその円満ぶり以上に綾菜の変化に注目が集まっている。「綾菜、太った?」「ブログの写真と違いすぎる」との声が相次いでいるのだ。確かに今回、映像で流れた綾菜の姿は、顔がむくんでいるように見えたことに加え、眉毛が濃く太く描かれチークも濃いめかつ広範囲と、けばけばしい雰囲気が強かった。対する加藤には、テレビ出演時のふらつきやボケっぷりをどれだけ釈明しようとも心配の声が絶えず、「また痩せた?」「無理してる感が出てるよ」と相変わらずの流れだ。
このように、どのようなメディア露出でも、まず綾菜が叩かれ→加藤の身を案ずる声が殺到……というのはもはやこの夫妻にとってお決まりのパターンである。加藤が妻への感謝や愛情を語れば語るほど「騙されないで!」との声が大きくなり、綾菜が夫への愛を語っても世間は「いやいや、あんなおじいちゃんに愛? そんなのあるワケないじゃん」と信じようとしない。しかし、彼らの結婚生活ももう4年目だ。これだけ妻に対するネガティブな話題や自身の体調不良についてネット上に情報が蔓延れば、加藤茶も「こんなふうに見られているんだ」ということくらいは自覚しているわけである。それがあっても、不信感を募らせることなく、夫婦として日常生活を送り、老後についての話し合いも持っている。こうなると、たとえ双方にとってメディア用の円満アピールだとしても、4年も続けているのだからたいしたものと言えるのではないだろうか。世間なんぞに祝福されなくとも、誰も信じなくても、2人だけが共有できる幸せを築いているとしたら、それほど揺るぎない基盤はないだろう。体調不良に関しては本人たちが証言する限りでは加藤自身よく把握しており通院も怠ってはいないようなので、願わくば一時でも長生きしてもらいたいものである。
(シュガー乙子)
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