インタビュー

体重以外に問題のない独身男性の性欲/加賀さん(仮名・37)

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Photo by Tommy Ga-Ken Wan 溫嘉勤 from Flickr

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 第7回となった「男の性を巡る旅」。今回は、12年間彼女ナシという独身男性・加賀さんにインタビュー取材を敢行しました。婚活に際して、「男は年収、女は若さが武器」なんてよく言いますが、加賀さんは30代後半で年収600~700万、持ち家つきローンなし、条件だけを見れば“優良物件”と捉えられますよね。コミュニケーション力に難があるわけでも、特殊な趣味に没頭しているわけでもない。そんな加賀さんが「モテないよ。いい人で終わる」と嘆く声はあまりにリアルで……。

「俺は、怖いでしょ」

加賀陽一郎さん(仮名)
年齢:37
家族構成:一人暮らし
自宅間取り: 3LDK
職業:フリー編集者

 かなり体格の良い加賀さん。失礼を承知で伺ったところ、身長173cmで体重は120kgとのことでした。マックス148kgまでいったことがあるそうです。大きいですね。顔立ちは土俵系で言えば朝青龍タイプ。20代の頃にエロ本業界で雑誌編集を学んだとのことで、現在はいろいろな媒体でお仕事をするフリーの編集者。もう10年以上、彼女ナシとのことですが……。

『ドルジ―横綱・朝青龍の素顔』実業之日本社

『ドルジ―横綱・朝青龍の素顔』実業之日本社

――まず最初に、世間でいう「男の性欲」について加賀さん自身はどういう眼差しで見てるのかを聞きたいんですけど。男はいくつになっても性欲があって当然で、性欲が薄いなんてカッコ悪い、という価値観についてです。

加賀「うーん、今は草食系男子の方がモテるとかも言うじゃないですか。セックス至上主義みたいのって、そんなに現存してないような気もするんですよね。週刊誌とかも全然読まないからわからないし」

――お仕事はフリー編集業なのに、週刊誌読まないんですね。

加賀「うん、もともと読まないんですよねえ。俺ね、本当に雑誌って『ボクシングマガジン』くらいしか買ったことないんですよ」

――そうなんですね。たとえば「週刊現代」(講談社)や「週刊ポスト」(小学館)は「死ぬまでセックス」という高齢男性向けの性指南特集をやってたんですよ。最近もう路線変わりましたけど……やり尽くしたんでしょうね。他方、「FLASH」(光文社)は「不倫のすすめ」的なものを強化していて、「SPA!」(扶桑社)や「週刊プレイボーイ」(集英社)は「風俗嬢を彼女にする方法」とか「こういう女はヤレる」とか。そういう週刊誌の男性向け企画を見るにつけ「そんなに男の人ってみんなヤりたがってるもんなの?」という疑問が膨らみまして、その確認作業のためにこうして実在男性にインタビューさせてもらっています。

加賀「なるほど。じゃあ素直に答えますね、思ったことを」

――ありがとうございます。加賀さんは今は恋人はいらっしゃらないそうですが、前に女性とお付き合いしていたのはいつごろですか?

加賀「もう10年いないです。25歳の時からいないから、もうすぐ12年ですね。こう考えるとヤバイね、干支一回りだ」

――12年、恋愛を一切しない状態?

加賀「いやえっとね、この12年で好きになった子は2人くらいいる」

――それってどういう関係性の女の子ですか?

加賀「1人は仕事関係で知り合った子です。もう一人は……10年以上前だから忘れちゃったな」

――仕事関係というと、ライターさんとかですか?

加賀「まあそうですね。僕は30歳くらいである媒体の“編集長”的な立場になったんですけど、その女性ライターさんはわりと、何ていうか、悪く言えば『精神的枕営業』的な接し方をして来るんですよて」

――精神的枕営業ってどういう風にやるんですか?

加賀「向こうにとっては、そんなつもりはないかもしれないですよ、もちろん。でも僕は女性から積極的に来られた経験がさほどないから、女性の方から『飲み行こうよ♪』って誘われると『うわああああああああ(驚)』ってなるし」

――ドキドキしちゃうってことですか?

加賀「はい。嬉しいしね。俺はAV女優さんのインタビューをする機会がわりとある方だと思うんだけど、こっちが『××なんですね。ということは、●●なんじゃないですか?』と聞いた時に、女優さんが『嗚呼、まさしくそれを聞かれたかった!!』って歓喜の表情をすることがたまにあるんですよ。たぶん、意図的にね。それで、『そうなんです、実は●●で~~~!』って嬉しそうに話してくれる。これね、トップ女優のRIOちゃんが特にそうだったんだけど(笑)、で、それをされると、すっごい喜ぶんですよ、男子は」

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