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未亡人女性にSTKメール=認知症のはじまり!? 奇妙な相談も冷静に分析する小町ユーザーの底力

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Photo by Sol Z.B. from Flickr

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 小町では、嫁姑バトルや非常識ママ友相談といったポピュラーな悩み相談以外にも「えっ!?」と驚くような、家族や隣人にまつわる相談が寄せられることがある。ところがコメント欄を読んでいくと、それが実は何らかの疾患の発露であったり、病気由来の行動であることがだんだん分かってゆく……という、これまた驚くような展開を見せていく。今回はそんなストーリー性あるトピを紹介したい。

夫が毎日ご主人を亡くされた方にメールを送っています

 トピ主は60歳の女性。65歳の夫と400世帯のマンションに住んでおり、お互いがそのマンション内のサークルに参加している。ところが夫が、そのサークルに所属する「ご主人を亡くされた30代女性」に毎日メールを送っていることが発覚した。女性はサークルを無断欠席しており、夫曰く「仕方なくとはいえ一家の大黒柱になった人間があんなにいい加減ではいけないので、いろいろと心構えを教えている」のだという。

 トピ主がメールの履歴を見ると、夫はほぼ毎日お説教のようなメールを彼女へ送信しており、女性からの返事が当日中にないと「なってない」「非常識」と追加でメール。女性はその都度謝罪のメールをする羽目に……。さらに「メールでの謝罪は非常識」と夫が伝えたため、女性は電話もかけてきたというのだが、今度は「朝の8時に電話するなんて」と叱責している。こうしたやり取りは止めさせたいが、という相談だ。

 こんなおせっかい迷惑ジジイがサークルの副主宰だなんて本当に気の毒……と思いながら読んでいると、コメント欄には「ストーカー」「セクハラ」だという書き込みのほか「認知症の始まりだからすぐに病院へ」という気になる書き込みが相次ぐ。トピ主は途中までは夫寄りで「認知症になるにはまだ若い」と反論し、「女性が直接目を見て謝ってくれれば夫も態度を軟化させると思うので、私が説得するよりも手っ取り早いと思うのですが、難しいでしょうか」など、対面での問題解決を図ろうとしていた。

 しかし、夫は女性が勤務している病院へ12月からたびたび受診に通っていることが分かったほか、そこでも「女性の対応が悪いと騒ぎ、自宅まで謝罪に来るよう騒いだ」事実が発覚。女性の上司から「今後は控えてもらいたい、失礼ですが専門医の受診も視野に入れて検討してもらいたい」と言われる。ついにトピ主の息子が話をつけるため病院に行き、総合病院の紹介状を持って帰ってくる……。本当に認知症の疑いが濃厚となったのだ。年が明けてからの報告はないが、夫のその後が気になるところだ。非常識な迷惑行為を「頭のおかしいジジイ」と非難せず、病気の発露ではないかと考えた小町ユーザーたちの分析力はなかなかすごい。

母のお喋りで年老いた両親が離婚しそうです…

 正月早々書き込まれたトピ。20代トピ主女性は新婚さん。夫の実家で双方の親や家族が集まり新年会が開かれたが、そこでトピ主の母親(65)が、気になる行動を取った。「母のテンションがおかしい。ずっと喋ってるんです」と。とにかく喋りまくり、その内容も「自分の故郷や親族の話、自分の夫がいかに家事を手伝わないか、夫の母と姉を間違えたわという話、私の学歴が低い話、猫の話、話題にされても困るだろう障害のある私の妹の話、私たちの結婚式に父や母が出した祝儀の額」で、話して良いこととダメなことの区別もついていないようだ。単なる非常識おばさんか、それとも何らかの疾患か。「この日の行動が原因で、お父さんが離婚を考え始めてる」と母が泣きながら電話をかけてきた、どうしたらよいか、という相談だ。

 こちらにも「認知症の初期段階」という指摘が多数あり、「早いうちに認知症かどうか診てもらったほうがいいと思います」というすすめも多い。小町は認知症に詳しい閲覧者が多く生息しているようだ。本当に勉強になる。ただ、トピ主母は昔から「アスペルガーというか発達障害みたいな」ところがあったそうなので、実際はどうだったのだろうか。トピ主からの追加レスはその後投稿されておらず、真相はまだ分からない。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

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