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100歳を迎えたセックスセラピストだからこそわかる「現代人の問題点」

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日本ではあまり普及していませんが、セックスセラピストという職業があります。
セックスセラピストとは、セックスの技やプレイ内容を指南してくれる他、
カップル間のセックスレス問題や性機能障害などにも向き合ったり、
カップルのみならず単身でもカウンセリングやセッションを行なったりするそう。
日本では、数々の「スローセックス」をテーマにした本を執筆しているアダム徳永さんや、『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)の宋美玄さん、ミスターAV男優の加藤鷹さんなどがオープンにセックスについて語っており、セックスセラピストの役割を担っているのかもしれないですね。

そんなセックスセラピーが浸透しているアメリカには、
なんと100歳を迎えた女性セックスセラピストがいらっしゃるのです!

彼女の名前はDr. Shirley Zussman(シャーリー・ズスマン)さん。
マサチューセッツ州の名門大学を卒業後、大学院でセックスセラピーを学び、セックスセラピストとして活動を開始されました。
現在はニューヨーク在住で、米タイム誌やデイリー・メール紙、米ネット新聞ハフィントン・ポストなどの有名メディアにも度々取り上げられており、もう半世紀以上も活動しているとのこと。

彼女が生まれた100年前とは、第一次世界大戦初期。
時代と共に移り変わる性産業や男女間の問題に、常にリアルタイムで直面してきた彼女いわく、
「現代人の最大の問題は、常に忙しくしていること。時間に追われることで、他者を愛するという欲望や関心がなくなってしまっている」
さらにその原因を以下のように語っておられます。
「現代人はiPhoneなどの普及に伴い、オンラインポルノによる自慰の手軽化が進み、生身の人間同士のコミュニケーションが欠如し、セックスの頻度が減ってしまっている」
確かに今の時代、インターネットを使えば、簡単に自分の求めているオカズを入手することが可能です。
わざわざ街へ出て、誰かと出会い、対面で話し、口説き落とす……なんてことに時間を割かなくても「たまった性欲を自己処理」することだけならできてしまうのです。

しかし、誰かと出会い、一緒に過ごす時間を短縮してしまったことにより、
生活において「人と人のコミュニケーションからでしか得ることのできない喜び」が欠落している人が多い、とDr.シャーリーは分析されています。

また、高齢者同士のセックスについても
「性に年齢は関係ありません」と、100年もの月日を生きた経験者の立場から語っておられます。
確固たる説得力!

日本人のセックス頻度は、世界先進国の中で48位と最低レベル。
セックスレスだけが原因ではないにしろ、少子化が進み、高齢化社会を迎えた日本には、
彼女のような経験値の高いセックスセラピストがもっと必要なのかもしれません。

そしていつの日か、性に関する問題を真剣に取り上げることのできる社会になると、多くの人がより生きやすくなるのかなと思います♪

『スローセックス―彼を虜にする愛の教科書』日本文芸社

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『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』ブックマン社

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『秘戯伝授 最終章』ロングセラーズ

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■谷川明日香/ 芸能経験を経てライフスタイル、美容の会社を設立。モテ男育成や婚活講座の講師や男性用コスメ「オールインワンメンズケア」をプロデュース。TVなどメディアでバイセクシャルをカミングアウトしている。公式ブログ、Twitterアカウント(@t_asuka)、Lagrangeオールインワンメンズケア

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谷川明日香

芸能経験を経てライフスタイル、美容の会社を設立。モテ男育成や婚活講座の講師や男性用コスメ「オールインワンメンズケア」をプロデュース。TVなどメディアでバイセクシャルをカミングアウトしている。

@t_asuka

Lagrangeオールインワンメンズケア

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