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アメリカ人はセックスを○○にたとえる! では日本人なら何がぴったり?

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米国人の国民食です! Photo by Marco From Houston from Flickr

 アメリカ人は、セックスを野球にたとえるーーそんな記事を見つけました。彼らの国民的スポーツである野球になぞらえることで、セックスについてのあれこれを語るというのです。たとえば「ピッチャーとキャッチャーは、セックスを〈する側〉と〈される側〉」「ホームランを決める=セックスで挿入行為をしてオーガズムを得る」なんですって。ほかにも「三振」「ベンチウォーマー」はそれぞれセックスに置き換えると何なのか、面白いのでよかったら記事をチェックしてください。

 とはいえ、アメリカ人が自分たちの大好きな野球とセックスを結びつけるって、あまりに短絡的でベタすぎじゃない? 第一、セックスってスポーツじゃないんだし……と思っていたら、コレなんと、出典は「TED」におけるプレゼンテーションなんですね。となると、ちょっと居住まいを正して読まなければいけません。

 「TED」は、アメリカ発のプレゼンテーション大会です。その様子を録画した動画は世界中で視聴されていますし、日本でもETVで「スーパープレゼンテーション」として放映されているのでご存知の方も多いでしょう。日曜深夜なのですが、私も眠れないとき、たまに観ます。ビル・ゲイツやジェームズ・キャメロン、マイケル・サンデスなどなど、そこでプレゼンをした超有名人は枚挙にいとまがないほどです。この〈アメリカ人のセックス観〉についてプレゼンしたのは、性教育者の男性でした。彼は続けます、「私が今日提案したいのは、〈ピザ〉」をベースとした考え方です」と。

 これまたアメリカ人のソウルフード、映画を観てもドラマを観ても老若男女がとにかく食べまくっているピザですか! それはそれで、短絡的じゃーありませんか? と感じてしまったのですが、そこはさすがにTEDプレゼンターです。要約すると、

“野球の試合をするということはつまり、ふたりは試合を争う敵同士。これではセックスが攻防戦となり、一緒にプレイできない”
“自分でいつプレイするかを決められないのが野球。シーズン中で試合が組まれているときに行うもの”
“野球にはルールがある”

のに対して、ピザは、

“ピザは食べたいときに食べる。自分の内側からの感覚、欲望、必要性から求めてよい。逆に、何かトラブルがありそうなときは、食べたいけどいまはダメという判断もできる”
“誰かと一緒にピザを食べるとき、その人とは敵同士ではない。ふたりで満足できる体験となる”
“ピザの善し悪しを決めるのは、ルールはなく自分の好み”

みんな大好きピザ=セックス

 なるほど、私が最初に感じたセックス=スポーツじゃないし! っていう違和感もさらっと解消してくれましたし、ピザの自由度の高さがセックスに通じるというのはスッと腑に落ちます。どちらも絶対的な〈正解〉がないものですよね。伝統的なピザもありますが、基本的には何をトッピングしてもいいし、人によって「私はコレ!」っていうお気に入りの組み合わせも必ずあるし、そうじゃないトッピングのものをたまに試すと、やたらおいしく感じることもあります。

 〈シェアして食べる〉というのもポイントですね。レストランでもデリバリーでも、ピザは基本的にひとり1枚ではなく、分けあうのが一般的です。私はマルゲリータのようなシンプルなものが好きなので彼がそれに合わせてくれることもあれば、彼の好きなクアトロフォルマッジ的なこってり系を分けてもらうこともあります。相手の嗜好に合わせた結果、「あ、これも意外とおいしいじゃん!」と新鮮な発見をする経験は誰にでもあるでしょう。年齢によって濃厚なのが受けつけなくなってきたら、あっさりめのトッピングに変えればいいわけです。

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桃子

オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

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