10日に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)にて、自宅不倫騒動を経て芸能界に復帰した矢口真里(32)に対して「(騒動があったのに)しれっと番組に出てる」「泣くってのが計画通り」等と厳しい意見を連発したダレノガレ明美(24)。また、以前引っ越しを予定していた先がたまたま矢口と同じマンションで、騒動があったために引っ越しを中止せざるをえなくなったことを明かし、矢口に「謝ってほしい」と要求する場面もあった。
放送終了後、ネットでは矢口に「まだ被害者面してる」との批判があったが、一方のダレノガレに対しても「何様のつもり?」「性格悪い」というバッシングが殺到。
こうした反応を受けてか、ダレノガレは10日深夜に自身のTwitterで「批判ノガレ明美頑張ります ありのままでいきますよ~私」と発言し、同業の友人・手島優(32)から「あなたはめっちゃええ子やで」というリプライを受けて、「私がたくさん批判されれば誰かが批判されずにちょっと楽になってもらえるし、私のが強いから頑張る」と返信。さらには「私が矢口ちゃんの立場ならテレビ復帰できないと思うし、いじられたくもないのに…矢口ちゃんは優しくて本当に良い人だからみんな暖かく迎えたんだと思います」と矢口を擁護する側に回ってみせた。
番組で見せた毒舌ぶりとは打って変わって、いい人アピール全開のダレノガレだが、かえって、「なら最初から悪役キャラで目立とうとするな」「ここまでが計算通りなんだろうね」と批判が集中している。
ダレノガレといえばキツい口調と自己主張の強さが特徴的なバイレイシャル・タレント。しかし、しばしば出演番組では「暴言」部分が誇張されていると自覚しているようで、先日出演した『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のドッキリ企画放送終了後にTwitterで、「私はタメ語を話したあとはちゃんと謝りにいきますし、プライベートでは敬語です」と釈明していた。「バラエティでの振る舞いはあくまでも“キャラ”であり、素顔は無礼な性格でない」というダレノガレの訴えはもっともだが、業界内では「表面的には悪役に徹してこそ、窮地で他人から擁護してもらえるのに……」と呆れる声も出ている。
「毒舌・サバサバ系キャラには業界内で一定の需要があるのに、『本当の私は違うから!』と守りに入ると、バラエティでの扱われ方が“痛い人”に変わってしまいます。事例はmisono。逆に、共演者やスタッフから『本当はすごく優しい人』という声が多数上がってキャラが崩壊する江頭2:50のような例もあります。ダレノガレさんは、ヒールキャラで番組に出演してギャラをいただいているのに、わざわざ『あれは演出』と自分で訂正しまうご法度を犯しました。これはタレントとしてプロ意識に欠ける行為。今後も、何かしらの番組放送後に視聴者批判を受けたらSNSで『番組にやらされた』と言い出しかねないので、キャスティング側に扱いにくいと思われる可能性が高いです。事務所やマネジャーも、タレントの“価値”を維持したいならばSNS自体をやめさせたり、そうでなくとも個人的な発信を制限する等、対策を検討すべきだと思います」(芸能関係者)
もはや完全に迷走し、凋落寸前に見えるダレノガレ。毒舌キャラで注目を集めたい思惑と、好感度のあるいい人キャラでいたい願望を両立させるのは、難しそうだ。
(シュガー乙子)