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小沢健二と益若つばさ、市川海老蔵、高見恭子の微妙な共通点~キラキラネームの定着と新ブーム~

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小沢健二「さよならなんて云えないよ」EMIミュージック・ジャパン

「どこがかっこいーの?」と妹(21)に聞かれて答えられない夏。(小沢健二「さよならなんて云えないよ」EMIミュージック・ジャパン)

 1990年代に絶大な人気を得たアーティスト・小沢健二(45)が、第1子となる男の子の誕生を自身のオフィシャルサイト「ひふみよ」にて発表した。息子の名前は凜音(りおん)というそうで、さまざまな意味を込めて名付けたとのことだ。

芸能人は「音」が大好き!

 オザケン夫妻は知る由もないし、まったく知る必要のない情報だが、「りおん」といえば【市川海老蔵・六本木殴打事件】で海老蔵をボッコボコに殴ったとして逮捕された“関東連合”のコワモテ・伊藤りおんがまずいる。そしてすでに離婚したが、梅田直樹・益若つばさ夫妻の息子の名前も「りおん」(漢字表記はなく、ひらがな)。また、高見恭子と馳浩夫妻の一人娘の名も「鈴音(りおん)」というそうだ。意外かつ微妙なミッシングリンクである。

 読み方は違うが、鈴木紗理奈の息子は「利音(りおと)」。「音」のつく名前は芸能界ではかなり人気で、ダイアモンド☆ユカイの双子の男児は「頼音(らいおん)」と「匠音(ショーン)」、高橋ジョージ・三船美佳夫妻の長女は「蓮音(れんおん)」、石橋貴明・鈴木保奈美夫妻の娘たちは、「紙音(しおん)」「花音(かおん)」「桃音(ももね)」だそうである。

 近年、芸能界に限らず、響きや画数を重視するあまり我が子に非凡な名付けをすることが流行しており、「DQNネーム」「キラキラネーム」などと呼ばれている。受け手の感覚もすでに麻痺しているのか、もはやオザケン息子の名前は特に「キラキラ」しているようには見えない。ちなみにフリッパーズ・ギターとして共に活動していた小山田圭吾(妻は嶺川貴子/すでに離婚)の長男は米呂(まいろ)くん。

キラキラ派と和Cafeネーム派の攻防

 かつてオザケンに強く惹かれ恋焦がれていたであろう女性たちが、同じく憧れていたような女性タレント、たとえばカヒミ・カリィやUA、YOUなんかもとうにお母さん。カヒミ・カリィの娘は「平和の【和】と書いて【にき】」。UAと村上淳の長男は虹郎、YOUと松岡俊介の長男は然(ぜん)……と、いずれも「キラキラ系」というよりはオーガニック系(a.k.a.「Neem」徳間書店)の印象が強い。

 かつて渋谷系・オリーブ系だった人々が、年を重ねて育児世代になった今好んでつけているのは、外国かぶれした当て字ではなく、「古来日本に伝わる××」「平安時代の●●に由来」「自然と共存してホニャララ」といった命名理由の和風ネーム。いま、日本の名付けは「キラキラ系」と「和Cafeネーム系」の二大勢力が幅を利かせていると言えるかもしれない。田舎移住したり山奥に丸太小屋を建てて薪で風呂を沸かしたりするご家族は、和Cafe系をもっと突き詰めて「一」「太」などのシンプルイズベストな名付けにたどりつく(無添加コットン系)。

 最近では元オセロ・松嶋尚美が第二子となる女児に「空詩(らら)」と名付けたことがニュースになり、「さすがに読めない」「これはキラキラネーム」と話題になったが、どのような命名にせよ、親が生まれてきた子供に大いなる愛と希望を託していることは疑う余地もない。もうひとつ確かなことは、命名にも流行り廃りがあるということであり、今これだけ個性的な名付けが流行っているということは、あと10年以上もたてば、これがごく普通の名付けとして定着し、また新たなムーブメントが起こるだろうことは十分に予測できる。「DQNネームだと就職活動の時に大変だ」などと、20年先の未来を今から憂える必要はなさそうだ。
(文=清水美早紀)

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